4月12日

いつもの通学路

そこをだらだら歩いていた

昨日の体育

そのマラソンを無駄にやらされたが原因なのはわかっていた

グラウンド10周させる意味が分からん

絶対嫌がらせだと断言できる


足に鉛がついているのかと思う程足取りが重い

ふらふらーふらふらーと歩いていると

私の隣を自転車が悠々と追い抜いていく

自転車…

ああ

自転車…


いや思ったことはありましたよ?

当然高校進学の話になった時も

学校までだいたい20分弱

街や駅までは30分弱

移動も便利になり時短も含め

母からもオススメされていた

確かに便利だし楽だと思ったが


考えてみてほしい

この自転車のルール本とやらを

時代が進むにつれ

新しいルールが追加されていき

自分が初めて見た小学生の時より

約5倍くらい膨らんでいた

さらに罰金やらも追加され

覚えるのも大変だし全てに重点を置くのも大変

なんだか自転車は乗る難易度が上がったのを感じ

おまけに車道を走るというのは本当に怖い

まじで

トラックとかバスが横切るのは心臓が一段階ギアが上がるほど怖い

なんならその風に揺られるのも怖い


それに自転車乗っている人間にあまりいい印象がないのもポイント

自分の人生だけかもしれないが

狭い道を降りずに乗ってきて危ないし

信号変わってないのに無視して進んでくるし

ふらふらして怖いときあるし

なんかもう最悪だと思っている


何かに乗ってどこかに行くのは難しい時代だ

大人になって車に乗るのも難しいのかなと

そう思いながら足を前へと動かしていく

ちなみに徒歩が好きな理由もちゃんとあるのだ

それは

「♪~♪~♪~」

いいときも悪いときも

音楽を聴きながら歩くことだ

歩くことに集中しながら音楽にも集中できるのがお気に入りである

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