試し読み始まってます

最近宣伝ばっかりですけど、すいません。

カクヨムで「姫君と侍女 明治東京なぞとき主従」の試し読みが数日前から始まってます。


https://kakuyomu.jp/works/16817139557844326158


カクヨム版とかなり違います。というか流れはいっしょですが、ほぼ書き直したといっても過言ではないかもしれません。

序章からして違いますからね。そして、めっちゃいいところで試し読みは終わります。


えーうそー、周が!? こんなとこで終わんないでよー続きよみたいー……

と思うこと間違いなしです(ほんとか?)


なんか発売日が近づいてるけど、全然実感わかないわたしなんですが。見本をあげた知り合いからサインを頼まれまして……

そのお知り合いは京都なので、こんど帰省した時でいいからとのこと。


えっ、サイン? そんなの考えてねーよ! と焦ったわたし。

実をいうと、わたしめちゃくちゃ悪筆でして。サインなんかまともにかけねー。

作家さんといえば、きれいな字でサラサラーとかっこいいサインをお書きになる方が大多数。


やばい、どないしよ…… で、いろいろ検索していると今って、サインをデザインしてくれるサイトがあるんですね。でも、万単位でお高い。

ココナラでも、お安くサインのデザインあるんですけど、どうも今どきのデザインが多い。


せっかく、時代小説でデビューしたのだから、かわいらしいサインだとイメージこわれるのかなーとか。いらんことをグズグズ考え出すと、サインの発注もためらわれて。


そして、閃いた! 時代小説家って筆でサインする方いらっしゃる。そうだ、筆でサインしよう!

はっ? おい澄田、気はたしかか。おめーさっき悪筆っていったじゃねーかと思ったみなさん。そうです、悪筆なんですけど、大人になってからお習字は数年習ってたんです。


普段の字はまったくうまくならなかったけど、お見本さえあれば筆で書けるのです、わたし。

楷書はちっとも上達しなかったけど、めきめきうまくなったのが、かな文字。くずしまくって、もはや読めないようなあの線のうつくしさを競うかな文字は上手にかけるんですよーお見本があれば。


よっしゃ、くずし字辞典で伊勢村をひいて、一番簡単なくずし字をチョイス。お見本見ながら、筆ペンでちょちょいのちょい。

伊勢村がなんせ三文字もあるし、朱音は省略してもいいか!


おっ、三文字なら練習したらうつくしく書ける! なかなかいいんじゃね。

しかし、なんかさみしいな。そうだ落款だよ。落款おせば華やかじゃん。


ということで、「朱」の字の篆刻(はんこ)をただいまネットオーダーしたところでございます。

いやー、芸は身を助けますね。お習字数年ならってたけど、普段の字が全然上手にならなかったから、むだなお稽古事だったなーと思ってたのですが。人生何が幸いするかわかりません。


これで、サイン頼まれても赤っ恥かかなくてもいいよー

……ここで、ふと思う。不意をつかれてのサインは、どうしよう。筆ペンじゃないとかけないよー-


いや、そんな不意打ちでサインくださいなんて、シチュになるほどビックにならねーよ。どこまで妄想が暴走するんだ、落ち着け伊勢村!



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