第18話 夢の国会議員

「この国の法は腐っています!」

おっと?

急に刺激的な言葉が飛び出して来ましたよ?

今日のタカシ君は国会議員。

昨日は政治家で今日は国会議員です。

でも、タカシ君に国会議員なんて大役務まるのでしょうか。

そもそも、あの演説の結果がどうなれば国会議員になれるのでしょうか。

まぁ、夢ですしね。

現実だと大問題ですが…

「貴方ね、もう少し考えてモノを言ってもらえないですか?

急に発言したと思えば、この国の法が腐ってる?

バカ言ってんじゃないですよ。

そんなに言うなら貴方はどのような法を立案するするおつもりで?」

おっと、対抗してくる人が現れました。

「まずは、この国のぎむ…ぎむ…そう!

国民の義務を廃止します!」

国民の義務…つまり、納税、労働、教育を受けさせる義務を廃止すると言うことでしょう。

それはいくらなんでもやりすぎでは…

「ふざけるな!」

「舐めたこというな!」

「いい加減にしろ!」

言わんこっちゃ無い…やはり反対されてばかりです。

うっすら涙を浮かべているタカシ君…

夢なのに不憫で仕方ないですね…

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