嘘告

「はい、コレ。バレンタインのチョコ。

陰キャぼっちのために、頑張って作ったんだから食べてよね!」


キンキン声で耳元で。

俺は半ば強引に滅茶苦茶可愛い子から手作りだと言うチョコを。

バレンタインデーの日に

放課後に体育館裏に呼び出されて

ご丁寧にラッピングまでされたやつを

渡された。

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