※閲覧注意。復讐は本当に何も生まないのか、それは単に何かが生まれる様な復讐の仕方をしていないだけではないのか。―児童加害者とその顛末ー

 私は流されただけ。


 大きな事件としてニュースに扱われてしまった、仕方無くやらされただけなのに。


 召喚者様が居た世界だったら、名前も年齢も顔も晒されてるのにって批判まで有って、私はとても怯えた。


 私は主犯じゃない。

 けど、情報が出されなくて本当に良かった。


 主犯じゃ無いのに、悪質だからと2年間刑務所に。

 模範囚だったので、2年満了前に出れた。


 保育士の資格は剥奪、もう永久に子供に関わる事は一切出来ない。


 こうなると仕事は凄く限られてしまうし、行ける場所も限られる。

 子供が口にするかも知れない食品関係には関われない、図書館は大人専用にしか立ち入れない。

 地方へ行こうとも海外へ行こうとも、この制限は一律、近くに寄るだけで警備員と警備ロボットが直ぐに入り口前に出て来る。


 家族分の損害賠償をした後、家族には正式に縁を切られた。

 除籍、向こうなら縁は切られないと聞いて、羨ましいと思ってしまった。


 兎に角、今は仕事を探さないと。

 この寮は3ヶ月で強制退去、それまでに出ないと元犯罪者用の寮付きの場所へと移送されてしまう。

 今までの事は忘れて、新しく仕事を覚えないといけない。


 なのに、事件の関係者が勤めている場所では殆ど働く事が出来ない、被害者と被害者家族を守る為に。

 このままこの土地で働く事は難しい、バイトですら候補が少ない。

 信用スコアも当然落ちているし、本当に仕事が限られてしまう。




 そうして結局ギリギリまで決まらないまま、更生施設の近くの珈琲販売店にバイトで入る事に。

 地理のお陰で子供は少ないし、家賃も安い。

 しかも遺族や被害者家族が多く住んでいるから、私が元犯罪者だと思われる事は殆ど無い。


 後は出来るだけ福祉に掛からない様にするだけ。

 信用スコアが落ちたせいで、医療費は6割負担。

 未病用の医薬品や医薬部外品は今まで通りだけれど、鎮痛剤系の医薬品は税率が30%、砂糖は買えるけど上限が有るし、甘味も税率が30%。

 アルコールは上限を超えたら100%。


 それと結婚。

 結婚だけなら良いけど、子供を作るとなると自分の犯罪歴を告知しなければいけない。

 そして万が一にも親戚の子供と2人きりになる事がある場合、自分が告知しなければ行政から審査が入る、子供に被害が無いか両者共に詳しく調べられてしまう。


 けど、でも、凄く寂しい。

 家族は勿論、親戚にも、友達も殆どに縁を切られてしまい、黒歴史だとすら言われたりもした。

 話を聞いてくれる子も居たけど、週刊誌に情報として売られてしまったし。


 誰かと話したい、元犯罪者として見られるんじゃなくて、何でも良いから私だけに反応して欲しい。




 けれど、どうしても打ち解けられない、打ち明けるなんて無理。

 仲良くなれた同僚は他の被害者家族だから、何を言われるか分からない。

 他の同僚はそもそも被害者だったり、結婚相手が被害者だったり、言えない。

 ココでまで追い詰められたく無い。


 そう思っていた時、素敵な男性に出会えた。

 優しいし、私達の事件にも同情してくれた、きっと何か追い詰められていたのだろう、と。

 そう、私は追い詰められてた。

 加わらなかったら、大変な目に遭うかもねと脅された。

 向こうは認めなかったけど、私の恋人に粉を掛けてたから、私は酷い扱いを受けてた。


 その私に同情してくれた。

 それだけでも良かった。

 だって、警戒していたから、また情報を売られるんじゃないかと怖かった。 


 けど、ミステリー作家だからか、どんな犯人にも常に同情心を持って感想を言ってくれるし。

 決して加害者を責めない。

 だから、好きになってしまった。




 そうして付き合って数ヶ月後、子供の話になり、私は欲しくないと告げると、自分もだと言ってくれて安心した。

 そして家族とは疎遠だとも。


 それから直ぐにプロポーズが有って、結婚した。

 税率の事は体調を崩して滞納していた事が有ると誤魔化し、同時に医療費の割合も誤魔化せた。


 そうして彼からの支援を受けて、2人で穏やかに過ごしていたのに。

 私が子供を遠目で眺めているのを知って、子供を作ろうかと提案されてしまった。


 打ち明けるワケにはいかない。

 けれど手放したく無い。


 以前から排卵が上手くいかない体質だと言われていたので、一縷の望みを掛けて産婦人科へ。

 案の定、排卵不全で妊娠の確率は非常に少ないとの結果が出た、そして不育症だとも。

 この産婦人科だけは医療費が3割だから、程々に治療する事にした、標準治療なら3割負担だから。


 けれど凄く副反応が出る体質なのか、働くのもままならない状況になってしまい、賠償金の支払いが難しくなって来てしまった。

 これが私の人生の脚を引っ張っている。

 コレがバレたら終わる。


 コレさえ無ければ。


 そう追い詰められた私を見て、夫は息抜きにと1人旅行を提案してくれた。

 それを直ぐに返金し、賠償金へと当てた。

 その旅行中は少し遠い場所の簡易宿泊所に泊まり、3日間を過ごす間に言い訳を考えた。


―――体調を崩して遊びに行けなかったけど、食事はちゃんと摂ったよ。


 その言い訳に更に夫は現金をくれた。


―――食費や何かに使って。


 その言葉に甘え、賠償金の繰り上げ返済をした。




 そうして程々に不妊治療をしながら、夫の精子が枯れるのを待っていたのに、再び体調が悪化し、精子バンクへ登録している事を知らされた。

 そして私に代理出産をしてみないか、と。


 お金が凄く掛かるのに。

 ならそのお金を賠償金に充てたい。


 悩んだ私はどうにかならないかネットで情報を探した。

 そこで沢山の言い訳を学ばせて貰い、治療を続行する事にした。


―――お金を子供に使いたいから、もう少し頑張らせて。


 そうして地獄の様な治療を続けながら、バイトすら難しくなった私は趣味にと貰ったお金を賠償金に充て、趣味は安い品物で代えが利く物を飾っておく事で誤魔化す事が出来た。




 心の何処かでは、優しい彼の子供が欲しかった。

 だから嬉しかった、けど、育ってはくれなかった。

 本当は欲しかったのに。


 そして夫はまた、1人旅へと誘ってくれた。

 お金をポンとくれて、足りなくなったら言ってくれって。


 少し遠慮したけど、直ぐに賠償金に充てて、また簡易宿泊所に泊まって直ぐに帰って来た。


 大事に出来なかった罪悪感で募金してしまったと言ったら、また直ぐにお金をくれた。


 こうして何度か貰っては、途中で何処かに募金したと言って。

 仕事に復帰してからも、度々お金を貰っては、賠償金へ。




 そう普通に過ごしていた時、私達の事件を模倣したようなフィクションが話題になっているとネットで知った。

 この地域では手に入らない本で、出発されて暫く経つのに、私は全く知らなかった。


 そうして怯えながらポストを開けると、私宛の大きな封筒が入っていた。

 けど消印も送り主も無し、不審に思い通報しようかどうか迷っていると、形からして本だと分かった。

 急いで家に戻り、トイレで封を開けると。


 保育園児を虐待した私達。


 と題されたフィクション本が入っていた。

 読んでみると、まるで私達の事なのかと思える様な内容だった。

 所々は違うけれど、私達3人の情報を継ぎ接ぎにして、組み合わせた様な。


 私は売られた。


 私はまた1人旅行と称して簡易宿泊所へ行き、そこでどうするべきか、どうしたら良いのかを考える事にした。


 そもそも、一体どうやって私の事を知ったのか。

 あの愛の言葉は全て嘘だったのか。

 なら、けど、子供を欲しがっていたのは。


 数日間、混乱の中で考えたけれど、答えは出なかった。


 そうして家に帰ると、夫は優しい夫のまま。

 嘘を言ってる様には見えない。


 けど、もうこの地に居たく無い。

 けど、外にはあの本が溢れている。


 なら、また遠くの似た地域へ行こう。

 そこまで本の内容が一緒なら、流石にもう、言おう。




 そうして引っ越し、暫くは静かに暮らせた。

 けど夫の仕事が上手く行かなくなり、狭い部屋に更に引っ越し、果ては売れ無さそうな物ですらも夫に売りに行って貰った。


 けど賠償金が有るし、私はどうしても嫌な仕事に付かなくてはいけなくなった。


 支えてくれた夫に、唯一の家族に捨てられたく無かったから。

 我武者羅に働いた、今までの恩返しにと。


 なのに、だから。

 客の誰かの子を妊娠してしまった、しかも需要が有るからと私はギリギリまで働いた、自分の体を傷付ける事になっても、どんな事をしても、と働いた。

 なのに、凄く丈夫な子で、私は発狂しかけた。


 けど、病院に行くと想像妊娠だと分かった。


 ホッとしてしまった。

 私は普通の人間だった筈なのに、居ないと分かるとホッとしてしまった。


 そう安心したのも束の間、夫は体調を崩してしまってお金が掛かる事になり、賠償金の事も有るから更に働いた。


 そうして世間とは少し乖離した生活をしていると、客に変な事を聞かれる事が多くなった。


―――ココらって元加害者が働いてるんだって、何か知らない?


 慌てたらバレる、バレたら仕事も夫も失ってしまうかも知れない。


 私は少し驚いたフリをして、接客を続けた。


 けれど次第に店への問い合わせが多くなり、怖くなった私は更に嫌な仕事へ。

 更に、もっと嫌な仕事へ。




 バレたのかも知れないと探ると、私達の本の第2弾が届けられた。

 あの人もあの人も、私の様にすっかり転落していた。


 どうしてなのか少し胸がスッとして、安心した。


 私だけじゃ無いんだ、辛くても、少しだけでも幸せは掴めてる。

 まだ、私は大丈夫。


 そう、私には夫が居る、家族が居る。




 だからこそ気になって毎日ネットに張り付いた、そうしていると。

 フィクションの中の私達の家や私物が公開されている事をネットで知った。


 隠れて見に行くと、私が住んでいた部屋に、私の物が並べられ、スーツ姿や私服の人間が写真撮影禁止なのにも関わらず、フラッシュを焚いて撮っていた。


 頭が真っ白になって直ぐに逃げ出した。


 裏切られた、もうバレてるのだと思い全てを話し、夫を問い詰めた。


 けれど白を切ってばかりで、もし疑うなら調べてくれと、果ては離婚してくれて構わないとも。


 そう言われて調べてみても、何もでない。

 連絡先には家族の名前だけ。


 執筆料はミステリー小説の僅かな原稿料だけ、しかも借金が有ると分かった、そして叔父の遺産を使ってまで私と一緒に居てくれていた。


―――こうなってしまうと、疑わないのは難しいよね、それに僕は君に迷惑を掛けているし、1度離婚しよう。


 何度も何度も謝って、何度も何度も止めた。

 けど、家族の元に帰って元気になって戻って来るから、と。


 私はその言葉を支えに、彼の為にもお金を貯める事にした。


 その為に何でもした、本当に何でも。




 なのに、本の第3弾が届けられた。

 また消印も送り主も不明で、家のポストに雑誌のコピーと共に入っていた。


 にこやかに彼がベストセラー作家として、インタビューに答えている記事だった。


 被害者家族からの依頼で、私をどん底に堕とす為だけに頑張っていたんだと、嬉しそうな若々しい表情で語っている写真が載っていた。

 そして他の2人にも同様に依頼がなされ、全てを纏め、書いていたと。

 そしてその原稿料は全て被害者と被害者家族へ渡っており、遺産だと言っていたのは被害者家族支援金から捻出された依頼料だった。


 騙された、裏切られた。


 そう思いながらも読み進めると、本の最後に私へのメッセージが。


―――裏切られた、騙されたと憤り、悲しんでいるかも知れないけれど、最初に裏切ったのは君だ。

   園児を裏切り、保護者を裏切った。


   そして君から言い出すチャンスは幾らでも有ったのに、僕に嘘を言い続けた、裏切ったのは君だ。


   実は他の人は直ぐに全てを打ち明けた、結婚する前に。

   そうして今は子供を育ててる。


   君が全てを台無しにした。

   だから逆恨みをしてコレ以上罪を重ねたり、信用スコアを落とさない様に、お元気で。


 怒り狂い泣き叫び、保護される事になってしまった。

 そしてそこで全てを話し、提訴したいと訴えた。




 けれど、事件に関する事は全て被害者と被害者家族に権利が委ねられているし、そもそも本はフィクションとして自負出版で出された物。

 そこへ自分の事が書かれたと裁判をすれば、名乗り出て真実を話す事になる、それでも良いのかと。


 確かに名誉棄損で訴える事は出来るが、アナタだと特定出来る様な事は書かれてはいないし、どの様に社会から不利益を得たかを証明しなくてはならない。

 しかも違法性阻却事由により、出版は差し止められない、示談金目当てだとしても少額だろう、と。


 家や私物が晒されたのだと訴えたけれど、一般公開はされた証拠は出なかった。


 ただ、税務署が夫の財産を押収している現場を私が見ただけなのだ、と。

 自分の財務環境を改めて確認させられ、元夫の財務も確認して貰えたけど、本当にアレは単なる差し押さえだったと言われた。


 違う、確かに私服の人間が。

 けど、書類上、そうなっていた。

 彼は全く税金を払わず、私と暮らしていたから、財産を差し押さえられただけだと。


―――何か、証拠は有りますか?


 写真撮影は禁止だったし、撮る事も頭に無くて直ぐに逃げ出した。


 名誉棄損に関しても、本やネットの情報は膨大で、噂程度。

 良くある普通のマンションに住んでたらしい、だとか、赤いバッグが好きで集めてたらしい、だとか。


 私だと特定出来る文章は無い、しかも今はもう、赤いバッグは1つも無いし。


―――それとも、周りにバレた証拠は?誰かに何かを言われましたか?


 言われてもいない。

 バレてる様な素振りも無い。


 けど、実は、知ってるのに黙って見てて。

 実は、笑い者にしてたのかも。


―――引っ越しをして、新たに生活を立て直してからにしてみては?


 そう言われ、また私は引っ越し、珈琲販売店のバイトに戻り、カウンセリングを受けながら提訴に向けて勉強をした。




 けど、私が平穏に過ごせば過ごす程、名誉棄損は難しい事は分かった。

 あの本で私に不利益は全く無かったし、記事は捏造で、夫はまだ待っていてくれていると連絡も来た。


 私は不利益を被っていない。

 心理的な負担に関して言えば、私が元夫に黙っていたから勝手に追い詰められただけ。


 集団提訴に持ち込むかとも聞かれたけれど、もし2人のウチの誰かの幸せを壊す事になるかも知れない。

 子供も居ない夫婦だったら、相手は何も知らない、下手をしたら逆恨みで顔写真をバラ撒かれるかも知れない。

 そう言われて、断念した。


 そして元夫に、もう連絡をしないから、幸せになってくれと伝えて連絡を絶った。

 私には勿体無い人だから、自分は1人で生きていこうと思っていた。


 けれど、人の温もりを知ってしまった。

 それも理由にして、仕事を掛け持ち、賠償金に充てた。

 そうして彼にも返済をした、賠償金に充てたお金を。


 以前は嫌だった仕事も、僅かな安心感や償いに思えるのだと自覚し始めた頃。

 再び彼に出会ってしまった、私を探していてくれたと。


 けれどお金を返してくれただけだった、どうしても子供の事を諦めきれないと言って、私に謝ってくれた。

 そうして、幸せになっても良いんだよ、とも。




 彼の言葉のお陰だろうか、今度は同い年の彼氏が出来た。

 年のお陰で子供を望まれないし、とても気が楽だった。


 今回こそは失敗しない様に、付き合う事になったら言おう。

 そう決意して事実を話した。


―――あぁ、君だったんだ、無理だ、最低過ぎる。


 コレも私がした結果の因果、罰だ。

 そう耐え、直ぐに別れた。




 もう恋をするでも無い年になった。

 何とか賠償金も払い終え、偶に介護施設でお世話になっている。

 そして年下の彼氏が出来るかどうか、その時にも私は正直に言った。

 なのに。


―――老いたからと虐待されたくは無い、話は無かった事にして下さい。


 居辛くなった私は、住み慣れた土地を後にし、新しい施設へ。




 すっかり体も衰え、後は死を待つばかり。

 けれども、私の因果は死ぬまで続く。


―――僕、実はアナタに虐待された子供の孫なんです、どうぞ宜しくお願いしますね。


 あぁ、もっと早くに正直に言っていてば。

 もっと早くに罪と向き合っていたら、私達の中の1人みたいに幸せになれてかも知れないのに。


 主犯じゃないだとか関係無い、被害者にしてみたら加害者は加害者なのに。

 あぁ、どうして私は事実から逃げてしまったんだろう。






 事実、彼女の事は周りにバレてはいなかった。

 本は自費出版、一般には販売の公示すらも行われていない、被害者や被害者家族にだけ配布された物。


 それがただ、偶々、誰かの善意で元加害者に届けられただけ。

 こんな物が有りますよ、と。

 他の犯罪被害者や被害者家族からの、善意の提供。


 記事は、彼女の事を心配した人間が、善意で彼の事を警告する為に付け足したモノ


 そして彼は、本当に愛していた、けれど嘘が2つだけ有る。

 最初から元加害者だと知っていた、元加害者だからこそ愛した。

 そして彼女の為にと償いをさせて喜ぶ性癖の持ち主で、情報を被害者家族へ伝えたのも善意と償いの為、差し押さえも彼女の罪悪感を満足させる為。

 全ては彼女の為。


 ただ、アイデアを齎したのは被害者や被害者家族、けれど彼はその事を知らない。


 彼女達と被害者家族だけが見られるネットの情報に、2人は踊らされた。


 そして他の元加害者2人も同じ様な相手にちゃんと愛され、殆ど同じ様な人生を送り、最後まで後悔して亡くなってくれた。


―――ココまでする必要は有ったのか?


 それはそもそも間違いだ。

 全員が善意で其々に偶々、運悪く組み合わさってしまっただけ。


 そもそも、罪の重さや償いの重さは、誰が決める事なのか。

 被害者か?

 被害者家族か?


 いや、司法にだけ従うべきだ。

 そう、間違っていると思うなら、声を大にして主張すべきです。


 例えアナタが酷い目に遭っても、少しでも反省してくれたら、自分は許せる。

 そう是自分は善人だと、是非にも主張すべき、独善的な酷い人間とは違うと差別化を図るべきです。


 コレは間違っている事だと、親兄弟、配偶者や子供にしっかりと主張を伝え、目を覚まさせてあげましょう。


 アナタが例えどんな酷い目に遭ったとしても、自分は決して復讐等と言う愚かしい事は、決してしない。

 ほんの些細な間違いを犯した人にこそ、自分はそう言う人間だと、優しく教えてあげましょう。

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