第2地球の【火の水】2月23日より。
【火の水】
まだ人々が悪魔と対等に戦えていた頃、火を操る悪魔が現れ、とある村を滅ぼそうとしました。
その村には女性同士の婚姻、男同士の性行為、窃盗、殺人、悪虐の限りを尽くした村の人間が住んで居たので、神様は焼き尽くされるまで待ちました。
悪魔の力は圧倒的で、火の雨と毒の煙を撒き散らし、人々を病気や怪我にしたかと思うと、瞬く間に村は滅びかけます。
ですが慈悲深い神様は、子供だけはとお救いになられましたが、悪魔の呪いに掛かった子供達の子孫は、醜く生まれる様になってしまいました。
悪魔の呪いの赤い皮膚は、正しい火でしか消せません。
神様が子供を治している間、悪魔はどんどんと拡がり、正しき村の地面からも真っ赤な熱い水を溢れさせ、木も草も花も、そして善人も燃やし尽くそうとしました。
そして神官が祈りを捧げていると、呪いの子を治し終えた神様が助けに来て下さいました。
時には天から雨を降らせ、悪魔の血が枯れるまで剣の雨を降らせて、何日も掛けて悪魔を倒しました。
ですがもう地面には、芋も草も生えなくなってしまいました。
それに気付いた神様は、新たな土地へと人々を導きます。
そこで女達はその地に住む悪魔達と戦い、男は地を肥やして平和に暮らしました。
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