第1回「エイル&クロノヒョウコラボ企画」
忘れられた城の忘れられた第13番聖典(?)
忘れられた城 - そんな城が本当に実在するのか。
私は世界を転々としながら、その城を探している。
古文書によると、大きな石でできた門があり、城の中には第1番から第十三番の聖典が飾られているという。
もちろん、今は現存していない可能性はある。
だが、古文書にはその聖典に関わる記述がたくさんあるので調べずにはいられない。
だから今砂漠の真ん中にいるのだ。
「うわっ!」
こけてしまった。
こんなところに長い石があるから...
まて、
長い石...?
古文書...に...たしか...
「大発見の予感がする!」
すぐさまバッグからシャベルを取り出し、掘っていく。
砂なので掘るのは簡単だ。
---二時間後---
全く終わる気配がしないので少し違うところを掘ってみる。
古文書では「最後に全ての聖典を外し、箱に入れて祈祷した。」と書かれていたからである。
しばらく掘っていると、目的の箱にたどり着いた。
なんという偶然だろう。
こんなテンポよく発見が進むか?
普通はこんなことがないはずだ。
早速開いてみる。
確かに紙が何枚も入っている。
「ついに見つけたぞー!!」
ここまで頑張ってきた甲斐があった。
やっと努力が報われる。
早速研究所に持ち帰って解読だ。
...でもここどこ?
GPSなんて持っていないし...
詰んだ\(^o^)/
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