それで良いと思う


「名前は苺なのに、どうして皆さん私のことを野苺ちゃんと呼ぶのでしょう?」

 田舎娘の意だと、本当は知っていた。きょとんとしてる本人にどう答えたものか。

「……素朴で自然体って意味じゃない?」

「なら褒め言葉ですね!」

 真実は揶揄。ただ、オレはそのままの君でいて欲しいとさえ思うのだ。




【お題:野苺】

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る