第40話 賢いヒロインコンテストを読み回って。辛辣です。すみません。
賢いヒロインコンテストをざっと眺めてみました。
※辛辣になるので、ご注意ください。それとあくまでもざっと見た感じです。言っているのは一部の作品なので、当てはまらないと思います。
※個人的な見解と、読みやすさを感じたので、ここに書きます。
※傷つきたくない人はブラウザバックでお願いします。
まず散見されるのが、それが本当に賢いに入るか? ですよね。
賢いとある以上、天才とは違うと思います。あくまでも知識や知恵を使って、問題を解決したり、敵を倒したり、自由になったり、と。そういうことなのだと思います。そして賢いとあるように、失敗したり、後悔したりすることが少なく、失敗しても次に活かせることが重要になってくると思います。
一番、簡単な賢さは「秒数などを数えていて、予測結果通りになる」とか。「相手の心情を理解した上でさらに理屈を重ねる」とか。でもこれだけじゃ、ただの賢いアピールになります。普段からの言動が賢く見せる必要があるのが難しいところ。
私も参加していて分かるのですが、かなり難しいです。
次に賢さが見えるまでに時間がかかりすぎる。
これは一番最初に賢さを見せることで解決できます。テーマが与えられているわけですから、これがかすむようではテーマにそぐわないでしょう。
少しずつ賢くなっていくタイプでも、未来を先に描きその後に過去を描くことで読者を飽きさせずにすみます。
例えば、
「私を見つけるまで二十八秒かかったね。遅いわよ」
この言葉を発するまでに私は二年かかった。
でも二年前から私は原石であると知る……。
「どうしたら、師匠みたいに賢くなれるかな」
「どうしたんだ。急に」
とか。未来を先に少し書くだけでも、盛り上がると思います。
どうですかね?
最後に設定ばかりに目がいって読み手の気持ちを無視していること。
これは本当に一部。あまり見かけないので、あまり気にする必要はないと思います。
ただ、作者が面白いと思っている設定も、読者からしてみれば、利己的に見えてしまうケースがあります。
私は〝スペースコロニー〟という構造物が好きなのですが、興味ない人の方が多いと思います。そう言った興味のない人にはどう足掻いても無駄なので、いくら説明を重ねてもしかたないと思います。だから、説明はあっさりくらいがちょうどいいと思います。
そういったことに目を向けるのも、受賞の一歩になると思います。ですが、上記に記したのは、あくまでも私が読みやすくなる、ワクワクする展開であって、他の人によっては違う見え方がするでしょう。
気負いすぎずに頭の片隅にでもいれておくと、私としては助かります。
辛辣になってしまい申し訳ありません。
頑張って書いたのですから、その気持ちは大切にしてくださいね。
ではでは。
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