第108話 報告書の書き方

 企業内高校の先生は、名目上は普通の会社員です。

 『通信制単位制高校の卒業資格を取る寮生の勉強のお手伝い』が業務内容、一応オフィスレディってやつです。

 なので、研修がありました。

 1年目研修。

 入社2年目の(寮生の)夏休み、2泊3日だったと思いますが、全国各地の工場にいた同期の先生方を集め、よくあるテンプレ研修を受けました。

 普段の連れと違う、無作為に作ったグループで、与えられたテーマを解決に導け、とか。

 リーダーシップをとれるか、場をまとめられるか、などを見てたんじゃないかな。

 後はこの1年で起きた実際の問題に対してのディスカッションとか。

 事前に参加者に対し、実際に自分が対処した寮での問題点をあげ、どう対処したか、反省点などをレポート提出させています。

 私は前職(塾の講師)の経験がありますが、企業的な形式をもった報告書などは未経験です。

 同期2名は新卒のままこの仕事なので、OLスキルはありません。

 で、当時の教務主任(私達の上司で、あの、高確率で社会の窓が開いている人物です)もおとなしい方で……

 って言うとオブラートに包み過ぎで、まあ野生の新人共に教えてやる気もなかったか、気が回らなかったのか?

 と言うわけで、小説調で報告書あげてやったわ。

 起承転結ガッツリつけて。

 ちょっと話題になったようです。

 タイトル通り、若気の至りです(⌒∇⌒)

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