第85話 提携の大病院のこと
以前も書きましたが、企業内高校には診療所が併設されています。
本当のところ『高校にある』と言うより『会社にある』診療所で、女子寮生以外も一手に引き受けているのですが、万一手におえないと判断した場合、提携の大病院に紹介してくれます。
たとえば私、肝機能の数値がやばかった時、大病院を紹介されました。当時は海外旅行に行く趣味があったので、肝炎を疑われたわけです。
いい判断ですよ。まあ、太り過ぎと言うオチですが。
でもこの大病院、会社の診療所が昭和レトロ、むしろ昭和初期のイメージならば、こっちはもろに昭和でした。
おなかが痛くなっていくと、盲腸を切られます。
一定以上の年齢の人はわかります。
昔は『盲腸なんてあってもなくても同じだからとりあえず切っておけ』がまかり通りました。
怖っΣ(゚Д゚)
今考えると大胆不敵ですが、切ってしまってから、
『盲腸じゃありませんでしたぁ』ってケース、何回かあります。
おいおい💦
あと、今はさすがにどこにもないと思いますが、大胆な昼食メニューを見たのもこの病院です。
栄養士、いるはずなのになぁ。
入院患者に、ご飯のおかずにポテトサラダ(山盛り)でした。
炭水化物と炭水化物。
大阪飯よりひどいと思いつつ、いっそ笑ってしまった思い出です。
いやあ、こう言う雑さ、嫌いじゃないけど…
普通は怒られますね。
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