第59話 バレー部のこと
会社には女子バレー部があります。
この場合は、本科の部活としてのバレー部ではなく、工場としてのバレー部…
実業団もどきです。
何故に『もどき』かと言えば、何部リーグとかには所属していない、試合と言えば同じ会社の他の工場と戦うのみ!だからです。
つまりこれも、ぶっちゃけ採用活動のためなのです。
実業団まではいけない、バレーで進学も難しいレベルの高校生に声をかけます。
「うちで働きながらバレーしない?」
です(`ε´ )
多くはうっすら予感しているので、『騙された‼️』までにはなりませんがね。
ただバレー部で入社してくる子は、たいてい元気が余っています。バレー部自体はゆるゆるで物足りないなら‼️
寮のママチャリで、休みの度に隣の市までサイクリングしてました。
お腹が痛くなって道端で座り込んで、優しいおばさんに助けられ、こたつに入れて貰ったり、毎週大冒険してました。
終いには、トライアスロンの市民チームに入れて貰ったりしていた。
元気が有り余っていましたよ。
ちなみに。
時々出てくる『傘で痴漢君をボコった』のは彼女‼️
痴漢君の安否、気になるでしょd(>ω<。)
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