第3話 ~店内~

ドアを開けた瞬間、店内は暗く異様な空気が漂っていた。

中に入っていくと下着姿の男女がソファに座っていた。


皆がこっちを見る。

正直視線は怖かった。


男性は「人連れてきたよー」と皆に伝えた。

(あぁ皆常連さんなんだ、仲良さそうだな。)と感じた。


店は狭くカウンターが4席、ソファが2つある程度の店だった。いわゆる小箱と言うやつである。

まず入場料を払った。たしか8000円程度だったか。


そしてソファに座るように言われドリンクを注文した。

ハイボールを頼んだもののすごい値段取られるんじゃないか…ぼったくられるんでは…

そんな心配もしていたがドリンクはフリーで一安心した。


そして皆で改めて乾杯。

そこで初めてここが俗に言う”ハプニングバー”なんだなと知ることになったのである。


続く

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