ハプニングバーとの出会い

結城 あきら

第1話 ~出会い~

”ハプニングバー”

この単語を聞いた事あるだろうか。

自分は25歳で初めてこの単語を聞いた。


きっかけは当時流行っていたmixiのオフ会での出来事だった。

場所は新宿、ランチを食べるという極々普通のオフ会。

人数は男女10人くらいの小規模なものだった。


やはりオフ会と言うからには男女のいい出会いもあるのかな?

と思い心を踊らせながら向かったが特に面白い出会いもなく普通に美味しいランチを楽しむだけの会だった。


お腹もいっぱいになりオフ会も終わりに差し掛かってるその時、主催の男性がこう言ったのだ


「皆さんで二次会に行きませんか?

知り合いがやってるアングラなバーがあるんですよ」


アングラなバー??

何かを期待してオフ会に来た自分は当然そのバーのことがとても気になった。

そして自分を含め男性何人かはそのバーについて行くこととなったのだった。


続く


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