【ダブルクロス(DX3)/シナリオ】プルートの悪夢(５人用改訂版)

【PC用】ハンドアウト(トレーラー、登場人物紹介)

ダブルクロス

The 3rd Edition

―プルートの悪夢―

(５人用改訂版)

≪シーン紹介≫

-プリプレイ-

-オープニングフェイズ-

いなくなった世界

元訓練生

T学園支部設立

あの子の真実

ハンター

-ミドルフェイズ-

レネゲイドの世界

任務遂行

世界の真実

狩るもの狩られるもの

情報収集

向き合うもの

プロモーション

-クライマックスフェイズ-

それはまるで冥王星のようで

-エンディングフェイズ-

アンダーテイカー

支部解散式

教官からの褒め言葉

そこに君はいなくて

そこに君はいるのに

≪トレーラー≫

ジャームとは何か。ジャームとは人の心をなくしたものだ。と、かつてコードウェル博士は定義しました。人の心を持たずに欲望のままに生きるものがジャームであると。ではジャームに知性はないのでしょうか。いいえそれは違います。ジャームにも計画を立てる能力や欲望を具現化する能力は残っています。彼らはなにかが抜け落ちたと表現するよりも、より機能的になっていると表現したほうがよいでしょう。

ではジャームは夢を見るのでしょうか。ＵＧＮは捕獲したジャームを冷凍睡眠させ、心を取り戻す研究が結実するのを待っているといいます。彼に目覚める時は来るのでしょうか。

ダブルクロスThe 3rd Edition『プルートの悪夢』

ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

《ハンドアウト》

ＰＣ①

ロイス：城所佳紀

推奨感情　Ｐ：友情/Ｎ：不安

ワークス/カヴァー：高校生/高校生

指定覚醒：死

あなたは1か月前の修学旅行のバス事故で大怪我を負った。奇跡的に助かったあなたが学校に行くと知り合いが何人かいなくなっていた。特にあなたの親友だった佳紀の姿が見当たらない。あなたは確かめたいだろう。なぜならその佳紀に殺された夢を、あなたは入院中幾度も見ていたのだから。

ＰＣ②

ロイス：玉野　椿

推奨感情 Ｐ：憧憬/Ｎ：恐怖

ワークス/カヴァー：UGNイリーガル/高校生

あなたは最近T学園に転校してきた学生だ。実のところは別の事件で覚醒して１か月程訓練を受けていたUGNイリーガルだ。訓練所では玉野椿から優しくも厳しく…ホント厳しく指導された。この学園では先月修学旅行中にFHの襲撃を受けた。減ってしまった生徒が戻るまでの数合わせと覚醒したオーヴァードの監視が任務である。

ＰＣ③

ロイス：柚木涼夏

推奨感情　Ｐ：懐旧/N：憐憫

ワークス/カヴァー：UGN支部長/教師

今回の大事故の収拾をするために臨時支部をT学園に立ち上げるために赴任してきた教師。チルドレンの涼夏とイリーガルのPC②を部下に持ち、外部のエージェントと協力しながら、名簿の整理や負傷者の復帰、事故のショックで覚醒してしまった者への初期対応を行っている。現在PC④が新規の覚醒者であり、要注意人物となっている。

ＰＣ④

ロイス：豊中綾音

推奨感情　Ｐ：連帯感/Ｎ：劣等感

ワークス/カヴァー：高校生/高校生

指定覚醒：憤怒

彼女はあなたの目の前で死んだ。あなたの友人である豊中綾音はあなたの目の前で殺されたのだ。「死んだ」と思っていたのに、「殺されたのだ」と疑惑が確信に変わってきた。誰かが綾音の死の真相を偽装していると疑いが膨らんだ時、転校生の柚木涼夏が声をかけてきた。「いいかしら、PC④さん。」

ＰＣ⑤

ロイス：“アイソレイテッド・ポーン”

推奨感情　Ｐ：同情/N：無関心

ワークス/カヴァー：UGNエージェント/任意

あなたはUGNの始末屋を務めるエージェントである。ジャームとなってしまった者を狩るのがあなたの仕事だ。最近は霧谷雄吾日本支部長の方針で狩ったジャームは一ケ所にまとめて保管をしているらしいが、相変わらず人の心の取り戻し方は見つかっていないらしい。UGN内でも情報統制が行われているようだ。裏切者でもいるのだろうか。

《ＰＣ間ロイス》

PC①→PC②→PC③→PC④→PC⑤→PC①と結ぶ。

《登場人物》

-霧谷雄吾　Kiritani Yuhgo-

「われわれの仕事は、日常を守ることです。」

激動のUGN日本支部を預かる人物。彼の言うことは本セッション中100%事実といってよい。GMが保証する。なお、これはフラグではない。

-城所佳紀　Kidokoro Yosiki-

「PC①、……俺はお前を」

PC①の同級生で活発な男子学生。親友であるPC①の夢に何度も出てきた人物。K府へと向かった修学旅行で事故に巻き込まれる。その後、彼の姿を見た者はいない。

-豊中綾音　Toyonaka Ayane-

「PC④、……私はあなたに」

PC④の同級生で本の好きな女子学生。親友であるPC④の直感の中に何度も登場する。K府へと向かった修学旅行で事故に巻き込まれる。死亡したと思われる。

-柚木涼夏　Yuzuki Ryouka-

「視聴覚室まで来てくれないかしら。」

PC①たちと同じ年齢のUGNチルドレン。非常に優秀で留学経験もある。PC③を補佐するためにUGN中部支部から派遣されたエリートである。

-玉野 椿　Tamano Tubaki-

「焦らないで……大丈夫、きっとできる」

UGNチルドレンの教官。教え子を優しく（時に厳しく）指導している。

-春日恭二　Kasuga Kyouji-

「この力さえあれば、今度こそ……！」

作戦に成功しているところをまだ見たことがないFHエージェント。倒しても、倒しても再び現れる不屈の肉体と精神をもつ。“ディアボロス”の名で呼ばれる腐朽の悪魔。

-アイソレイテッド・ポーン　Isolated Pawn-

「…………」

UGN日本支部への攻撃を計画しているらしい、FHエージェント。詳細不明。

-アルフレッド・J・コードウェル　Alfred j Caldwell-

「新たな世界のため、すべてを破壊しなければならんのだ」

死んだはずのUGN設立者。現在はFHの幹部としてUGNに宣戦布告をする。複数の強力なオーヴァードおよびジャームをその配下に置くという。