5 精霊よもやま話(仮)

 今現在の眷属精霊はこんな感じだ。


 ①サーラ(ガルーダ族)

 天界出身で鳥神の末裔。

 昔おれに拾われたらしく、その頃から一緒にいるとか。

 その時の自分の記憶はあまりない。

 二人で果樹園にイタズラして怒られたのだけ覚えている。

 本性は白い猛禽。戦闘力も高い。

 洋食を好むが和菓子党。


 ②ナビ(ヤクシャ族)

 杉田とひと悶着起こした際現れたダーキニー女神から贈られた精霊。

 人工知能ならぬ神工知能らしい。

 ヤクシャ族の女神から造られたので、彼自身も一応ヤクシャ族だ。

 本性はふわふわの尾をもつ薄緑色の子ギツネ。

 情報係として活躍。

 語尾がでしゅ。

 いなりずしが好きで、お菓子も好む。


 ③レイナ(ヤクシャ族)

 前世は山田の姉だった。一族の生贄にされた悲劇の霊能者。

 隕石落下の際死亡し、精霊として生まれ変わった。

 小さく華奢で、背には二対の薄い羽が生えている。

 植物を実らせたり時に蘇らせる能力を持つ。

 山田の姉とは思えないほど善良で優しい。

 生まれたばかりなので人間の食べ物はあまり食べられない。


 ④リッカ(デーヴァ族)

 氷の精霊ミヒカとデーヴァ族の神アイラの子供。

 混血で寿命はデーヴァ並みに永いが能力は地霊並み。

 翼のある白いメスドラゴンで、火炎魔法と姿くらましが使える。

 霊力が低いので人語を操ることはできないが、念話はできる。

 サーラいわく、乗り物として契約(ヴァーハナというらしい)すれば、全体的なスペックは上がるらしい。


 ⑤ゲッコス(デーヴァ族)

 リッカの弟にして豪胆な気質の白いヤモリ。背中に藤色の模様がある。

 姉とは違い、生まれた時から人語を操る。

 大食漢で何でも食べ、味にうるさい困った奴。

 氷結魔法が使える。

 彼いわく、ニギヤカ担当なんだとか。

 よく辞書を読んでは喜んでいる。


 「どうすんのこれ?

 親にペットが増えました、なんて言えないぜ」

 「その時はをれの出番でしゅ」

 「まさかデーヴァ族まで仲間になるとは思いませんでした」

 「サーラもそう思うだろ。

 これから高校行くのに、みんなを引き連れて行ったら・・・」

 「あるじ様、高校生になるんだものね。

 レイナ、ワクワクしちゃう。

 制服合わせは済みましたか?」

 「いや、まだだ。

 今度ダイスケと一緒に行ってくる」

 「ギャオ!(わたいもいく)」

 「オデたちの事、お友達に紹介するギ!」

 「なんだ、おまえらも一緒に付いてくるのかよ」

 「当たり前ギ!(ぱくっ)」

 「ああ、おれのソフトクリームが(泣)」

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