第35話底無し沼
ここにきて、自分の適正を考えた。
こんな僕でも勤まる仕事があるのだろうか?
幸い、過敏症腸症候群は軽くなり、トイレ問題は深刻ではないが、やはり右足が痛い。
また、精神安定剤の量から車の運転は出来ない。
運転して事故を起こせば罪になるらしい。
最近、仕事仕事と考えていると底無し沼にはまった気持ちだ。
身動き出来ない。就職難という沼から抜け出したい。
文筆業も僕の筆力じゃ、どうにもならんし頭もあんまり良くないから仕事は何が合うのか分からない。
両足にサポーターを付けた、おじいさん配達員がいる。
おじいさんはゆっくり、荷物を持ち仕事をしている。
おじいさんが頑張っているんだ。若者の僕がリタイアしてどうする。
今日は鎮痛剤をもらいに病院へ行く。
今でも、腰にナイフが刺さっているような痛みがある。
僕は仕事していい身体なのだろうか?
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