第22話朝がまた来る

心臓の精密検査は来週火曜日と決まったが、たいした病気でもなかろうと、勝手に思い込み、仕事探しは中断しないことに決めた。

目星だけはつけて置くのだ。

立ち仕事はキツいかもしれないが、本屋さんで働きたいと思っている。

実は、一社目星を付けている。

だが、検査後に動こうと思う。

忙しく無さそうな本屋さんがいい。

そして、短時間。

これなら、文句はない。

障害の話しはしようと思う。レジでは無く、バックヤードで働きたい。

ま、心臓は深刻では無さそうだから、検査が終われば直ぐにでも面接の準備に取りかかろう。

泣いても笑っても、朝は来るのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る