第22話   ある日

ドアが隔てる 夜と色

一歩踏み込めば 電力祭り

コンビニエンスに 色合いを

カゴにひとまとめ 手に入れる


罪悪感と征服感

この時間からの 風に自由

この時間だけが 私の自由

静寂を裂く プルタブ響かせ


動かぬ公園 往く乾き風

吸い込む風に くしゃみした


ある日すべてを 放る前に

この時間だけは 私のために

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る