「生きる」とは。

凄く色々なことを考えさせられる作品です。
私は別サイトから作者さんを追っていますが、どうやらご病気を抱えておられるようで。そういう経験が活きているのかな、と思います。

この小説の登場人物は2人だけ。
過去の出来事から人付き合いに苦手意識を抱える「僕」。
1日しか生きられない「彼」。

ちょっと空気の読めない所がある「僕」は、だからこそ「彼」の救いになれた。
オラオラヤンキー気質の「彼」だったから「僕」に自信を与えられた。

運命的な噛み合わせ。たった1日のボーイミーツガール。
面白いです。