君の涙はずっと産声。

君の涙はずっと産声。空き缶のぶつかる音が、ビニールの擦れる音が嫌いだから溜め込んだまま旅に出る。嫌いな全てを置き去って、身体は自由に歩き回る。人魚に憧れて読んだ絵本の海に静かに沈む。

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