おねーちゃんッター

「ふぇぇぇぇ、ついったー見れなくなっちゃったよ!!!!!!!」

「え?」



 こんにちは、しろがねです。めっちゃ仕事来てます。クソ忙しいです。

 忙しいとは言え、一日に作業できる限りはあるので、休憩がてらにこの文章を書いています。文章仕事の合間に休憩で文章書くとか訳分からねぇな!?


 えー、冒頭で申し上げました通り、これを書いている今はTwitterが見られません。そのため、せめてカクヨムで繋がっている人たちに「しろがねは無事です!」と伝えるために、そしてこの謎のおねーちゃん日記を更新するためにこうしてキーボードを叩いています。もっと有意義なことを書け。ハイ!


「おとーとくん、おねーちゃんが新しいSNSを作りました!」

「急にどうしたの?」

「名付けておねーちゃんッターです! おねーちゃんの日常報告や呟きがいつでも見られるよ!」

「急にどうしたの???」

「おとーとくんのアカウントも作っておいたよ! はい!」


 おねーちゃんが去っていった……

 いったいどういうことなんだ?


「えっと、なになに……」




『一回見たらおねーちゃんと結婚しちゃう絵』(画像略)


「Oh」


(どこからともなく鳴り響く鐘の音)

(どこからともなく飛びかかってくるウェディングドレスおねーちゃん)

(受け止めきれずにひっくり返る僕)



がらがらどっしゃ~ん

わー、おとーとくん、だいじょーぶ……?






ミーンミンミンミン……(今シーズン初セミ Summer's here !!!)


「……はっ、夢か」

「ついお昼寝をしてしまっていた。ん、Twitterに通知が……」




『おねーちゃん から フォローされました』(サカバンバスピスのおねーちゃんアイコン)

「えっ……?」


 おねーちゃんに、アカウント、教えてなかったはずなのに……

 ゴゴゴゴゴゴ……




【世にも奇妙なおねーちゃん話 夏の特別編】

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