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どこへも行かない心に
どこにも行けない言葉を
ひとつひとつ 留めていく
有り余って転がった杭で
打ち込んだ穴から
穿ったその端から
じわりじわり 溢れていく
流れ落ちた赤色に何を見ればいいの
欲しがる心が もう一度欲しいだけ
有り余って転がってたものが
いつか傷付いて割れた自分の破片だと気付いても
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