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空けたカップ麺とその夜

さげた食器を洗う音はしない

剥げたメッキが覆い隠してた

終えた部屋に残る残り香


なんにも分からず青白い光浴びて乾く眼球

大して変わらず心の無駄肥えさせるだけの愛情

最後だって言うのも何回目


空けたカップ麺とその夜

さげた食器が積み重なって

剥げたメッキが指を汚してた

終えた部屋に残る残り香

冷めた口の中にも

飲み込めずに残ってた

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