モーゼの武器
朝、目を覚ましいつものようにメガネを取ろうとした、するとその横に見慣れない者があった。
「じゅ、銃?」
それは、とても小さく手のひらに収まるサイズであった。見た目は、真っ白くいかにも「おもちゃ」感が出ていた。
「な、なんだこれ…」
私は、とりあえず手に取ってみた。
日本の警察官が持つような銃でハンマーを引くと
『カチリ』
という音がした。
そしてそれを試しに横にあったティッシュ箱めがけて撃ってみた。
『パシュリ…』
勿論何も出ることなく空砲、
かと思いきやそのティッシュの箱は、真っ二つに割れていた。
私は、急いで外に出て地球、地面に向けてそれを撃った。
『パシュリ…』
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