出かけるという余白

 もっと出かけよう、と唐突に決意した。

 仕事はリモート、時々出勤で、病院に行くとか郵便局に行くとかくらいしか外出しなくても生活は回る。Amazonって便利。この便利さを手放す気はさらさらないのだが、せっかく東京にいるのだから出かけていろいろなものを見てみようかなと思ったのだ。

 体力がないと言っても、今が一番体力あるのも事実。それならやっぱり今出かけておくのがいい。


 ところで、僕は出かける行為はいくつかの分類ができると考えている。一つの尺度として、お金を使うか否かがある。図書館や博物館など無料もしくは低額で遊べる施設であれば使わない方、カフェやごはん、映画や同人誌即売会となれば使う方だ。これは結構大事で、僕のなかのスイッチも切り替わる。低額でどれだけ楽しむかを試行錯誤するときと、楽しくお金を使うときでモードが違うのは当然かもしれない。


 最近ハマりつつあるのは移動だ。東京は同じところへ行くにしても、行き方が何通りもある。乗ったことのない路線、降りたことのない駅、あるいは最安値のルート、最速ルートとあれこれ考えて、そのときの事情に合わせてルートを選んでいる。

 以前も書いたかもしれないが、都電もなかをよく食べていたこともあって、都電に乗ることへの憧れが強い。

 東京さくらトラムとか呼ばれてもいるらしいが、ふつうに都電でいいじゃん、と思う。でも翻訳したときに、都営地下鉄や東京メトロと紛らわしいのかな。

 なぜか知らないが、沿線で見られる花についても書いてある路線図が公開されている。花見の気分ではないけど、来年以降参考にしてもいいかもしれない。

 沿線の観光情報をしらべていたら、ゆいの森あらかわとか気になるところも見つけたし、少しずつ出かけてみるか。


 スタミナをつけるべく、筋トレも必要だな。やろうね。

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