設定集(第十二幕終了時点)
●第十二幕からの登場人物(一部再登場者も含む)
・ヨルバルト
久し振りの登場。
かつての事件の責任を取って引退した叔父に代わってリッフェル領の領主となった。
元々は領主になるつもりはなく、あくまでも補佐として領政に尽力しようとしていたが、周囲から望まれたこともあって受諾した。
以後、信頼を取り戻そうと精力的に活動する傍ら、伴侶探しにも力を入れている。
レティシアには告白めいた話をしたものの、彼女の心が誰に向いているのかを察して、脈なしと早々に諦めている。
・アルフレド
ルシェーラの兄と言う割に、初登場以降特に目立って無かったが、対抗戦ではチェスの優勝に加えて、サバイバルでも最後まで生き残るという活躍を見せる。
だが、指揮官として他のメンバーを生き残らせることが出来なかった事を非常に悔やんでいる。
・ドロテア(ドロテア=ウィンパー)
学園3年3組の先輩。
武術対抗戦の女子クラス代表で、初戦でルシェーラと当たる。
昨年準優勝の実力者だが、ルシェーラの本気を引き出すことはできずに敗北する。
・アーキス(アーキス=ブレッセ)
学園3年3組の先輩。
ブレーゼン領の執政官長であるマーキスの孫。
ドロテアと同じく昨年準優勝の実力者であり、ブレーゼン侯爵の手ほどきを受けたルシェーラの同門でもある。
初戦でフリード相手に手堅い防御で有利に試合を進めたが、フリードの切り札の前に敗北する。
・フローラ(フローラ=ラズレー)
かつてモブキャラとして登場した……と思いきや、中々の活躍ぶり。
武術対抗戦とサバイバルの代表になるあたり、1年2組女子の中ではかなりの実力者のようだ。
サバイバルでは、まさかのカティア撃破という大金星を上げた事で、学園内で一躍時の人となる。
経験値も一万くらい入ったはず。
本人は控えめな性格なので、思っても見なかった状況に戸惑いを隠せない。
・アメリア
1年8組の女生徒。
武術対抗戦の初戦でフローラと戦う。
実力は殆ど差がなかったが、僅差で敗れる。
・リシィ(リシェラネイア)
300年前のテオフィールのパーティメンバーだった魔導士。
実はグラナの皇女であり、シェラの正体でもあった。
調律師との戦いで力を使い果たし、深い眠りについている。
・トール
カティアのクラスメイトの男子。
対抗戦のマギ・ボールでシフィルとコンビを組んだ。
姉御に従う子分みたいな感じだが、魔法競技者としての実力は中々のもの。
・マーク
1年2組の男子生徒。
対抗戦のマギ・ボールでメリエルとコンビを組んだ。
実力はトールと同じくらい。
・クラリス
カティアの先輩で合唱クラブの代表。
サバイバルで
・エフィメラ(エフィメラ=リゼラ=フロル=グラナ)
グラナ帝国の皇女。
中性的な美貌を持つ少女。
本来は青銀の髪と青い瞳だが、魔道具らしき指輪の効力により黒髪黒目となっている。
『符術』と言う、東方に伝わる独特な魔術を修めている。
・アグレアス侯爵
ミーティア誘拐事件の時に口封じのために殺害されたと思われていたが、それは隠蔽工作であった事が判明。
グラナ側のスパイと思わせ……その実、黒神教に対抗するためにグラナの皇族と協力関係にあった。
その忠誠はあくまでも旧アルマ王家の血筋……即ち、イスパル王家、特にエメリールの
・ローランド(ローランド=アグレアス)
300年前のテオフィールのパーティメンバーだった戦士。
アグレアス侯爵の先祖にあたる。
・ラザロ
第一騎士団所属の大隊長。
かつてユリウスと共に戦場を駆けた古参騎士で、ユリウスからの信頼も厚い。
国王となった今でも前線に出ようとするユリウスを「困ったものだ」と思いながらも、頼もしくも感じている。
・ヴィリティニーア
黒神教幹部『七天禍』の一人、『調律師』の正体。
魔族特有の銀髪金瞳で、シェラによく似た容姿を持つ。
それもそのはずで、彼女は300年前のグラナの皇女にして、シェラの妹であった。
これまでは直接戦闘を避けていたが、今回初めてその戦闘能力が明らかとなった。
『調律』の異能は、異界の魂を操るだけでなく、敵対するものの力を減衰させることも出来るという恐るべき力を持っていた。
エメリールの神器である『星剣イクスヴァリス』を所持し、剣の腕前もかなりのもの。
更に力を隠している様子だったが、『軍師』の介入により最終的には退却することとなった。
・薬師
黒神教幹部『七天禍』が一柱。
名前のみ登場。
『魔薬』や、黒魔巨兵を生み出すための薬を作り出した。
・軍師
黒神教幹部『七天禍』が一柱。
声のみ登場。
・占星術師
黒神教幹部『七天禍』が一柱。
名前のみ登場。
・魔剣士
黒神教幹部『七天禍』が一柱。
名前のみ登場。
●魔法
・疾風
発動、攻撃速度に優れた風魔法。
・迅雷
疾風の雷撃バージョン。
・反噬
敵が使用した魔法の制御を奪い取って、そのまま返してしまう神代魔法。
・式紙嵐斬刃
東方独自の術体系の一つ、『符術』の一つ。
魔力を纏わせた紙片を鋭い刃として敵を切り刻む強力な術。
集結させて巨大な刀のようにも出来る。
・陰陽鬼退呪
符術の一つ。
邪気……被術者に対する敵性魔力を排除する事で状態異常を無効化する。
●魔道具など
・魔導杖カティアスペシャル
魔法競技用具専門工房・マジテックが誇る競技用魔導杖のスペシャルエディション。
なお、本人の許諾は特に得ていない模様。
・マギ・ボール
魔法競技マギ・ボールで使用されるボール。
練習用のものは唯のボールだが、試合に使うものは様々な術式が組み込まれた高度な魔道具である。
・学園の地図
一見して唯の紙の地図だが魔道具となっており、選手たちの位置を光点で示すことができる。
・双転珠
対になった宝珠がある場所同士で転移が可能となる。
・魔薬
『薬師』が開発した、一時的に『黒き魂』の力を得る事が出来る薬。
少量だけなら効果は一時的で依存性も無いが、長期、大量に摂取すると異形と成り果ててしまう。
特別に調合されたものは『黒魔巨兵』を生み出すために使用される。
クスリ……ダメ!!絶対!!
・爆裂魔弾
アズール商会のプルシア謹製の魔法の矢。
着弾と同時に大爆発を起こす強烈な威力を持つが、使い切りで一本銀貨50枚……道具にはお金を惜しまないシフィルも涙目になるほどコスパが悪い。
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