第10話 どうする教育費

一人目が産まれて、教育費をどう積み立てるか考える。まずは児童手当をそのまま貯蓄。200万円ほど確保。私立大学を想定し、400万円ほど貯めたい。私立理系に行きたいと言い出したら、奨学金を借りて貰おうと思う。残りの200万円をどう貯めるか。


職場のマダムたちは揃って郵便局の学資保険と言ってくる。調べてみると、利率が良かったのは過去の話で、私が調べた時には一括で払わないと元本割れしてしまうことが判明。一括払いだと保険の意味がないので却下。


結局低解約返戻金型終身保険にて子供が18才まで積み立てることに。満期に200万円ほどになるように設定した。死亡した場合は300万円おりる。満期になってもらって、引きだきてもいいが、そのままおいておいてもいいらしい。その時の貯蓄の状況や金利でどうするか決められるのもメリットと感じてこれに決めた。



時は流れ、子どもは一人でいい夫と、もう一人欲しい私。このまま年をとって諦めるしかないかなぁと思っていたが、ある大きな夫婦喧嘩をきっかけにもう一人つくろうということに。めでたく直ぐに妊娠し、男児に恵まれた。


さて、このボウズ君の教育費はどうしようかと。まず児童手当を貯めるのは上の子と同様に。あと200万円どうしよう。低解約返戻金型終身保険は以前よりさらに利率が下がり、保険の機能しか期待できない。うーん、どうしようと迷うまま、はや数年。夫の口座で積み立てNISAでもしようか。答えはでないまま時が過ぎていっているのであった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る