私は少々高校生活に夢を見すぎたのかもしれない。

かめれおん

中学生の頃、高校生のことがとても羨ましかった。

少女漫画や小説を読んで育った私の中での高校生とは、

イケメンな彼氏が出来て

友達と、彼氏とデ〇ズニーに行って

テ〇ック〇ックを撮って

スカートを折って

屋上でお昼ご飯を食べて

唯一無二の親友ができる。

そんな眩しい日々が何もしなくても出来るのだ、と本気で思っていた。

なんなら、それをアホのように期待して高校受験をして、無事女子高校生(仮)になったのである。

実際はどうかというと

イケメンの彼氏なんぞ出来ないし

デ〇ズニー行く金も友達も彼氏もいないし

テ〇ック〇ック？学校でスマホ使えねえしそういうテンションじゃなかったし

スカート折るのは校則違反だし

屋上は開いてないし

親友どころか一緒に行動する人をみつけるのも一苦労。

お気づきの人も経験済みの人もいるかもしれないが、キッッッラキラした高校生活を送っているのは一部の人だけなのだよ。

それを思い知らされた哀れな女子高生、

まぁそれは私のことなのだけれど。

そんなしみったれた私の高校生活について、書いていきたいと思う。

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