解説&コメント返し
解説
板野かもさん主催
「#新匿名短編コンテスト・再会編」 https://kakuyomu.jp/works/16816927862378848244
に、久々に参加させていただいた。
楽しかった。
ただ、途中でちょっと小説読む余力がなくなってしまいました。すみません、読めなかった作品については、余力が戻ったところでお伺いします……!
さて今回、テーマ「再会」を聞き、真っ先に思いついたのが……
【Ex- 120】青春(せいしゅん)との再会
でしたあっ!
けど、もうびっくり。思いついたはいいけど全然筆が進まないの。なので「あーこれ、声上げはしたけど、やっぱり書けないパターンになるかな……?」って危惧しました。結果から言えば杞憂だったんですけどね。
とは言え投稿一作目が 5/21 なあたり、「小説を読む/書く」のにすっげえ腰が重くなってたなー、と思います。これは正直 2/24 以来ずっと乗っかってきてて、なんつーか、弱い。メンタルが。はいやめやめそういう話題。
ちなみに内容は半分ノンフィクションです。作中の俺くんは俺だし、坂口=北川は初恋の人。偽名ですが。告白の次が十二年後、ラーメン屋で従業員と客としての遭遇、までは事実。そのあと一回すれ違ったり、くらいはあったんですけどね。実際に話せてはいません。なので彼女がどう考えてるかはわからないです。掘り下げが浅くなってる(というか、浅くすると作中で明言させた)のはそういう理由。
自分の中のもんをぶちまけるのは羞恥プレイにもほどがありますが、まぁ、自分を切り売りもできなくて何が文章芸人じゃい、ってことでね。あー、どっかで坂口(仮)と会って答え合わせしてみたいもんです。わからないままなら、それはそれで乙だとも思いますがね。
【No. 106】陽炎ちゃんと腸炎ちゃん
【Ex- 106】「陽炎ちゃんと腸炎ちゃん」解説編
坂口(仮)との話がうまく書き進められなくてやさぐれてたので書きました。解説まで込みで。解説については作者判明後に自演コメントのほうに追記しようかって思ってたんだけど、エキシビション枠追加のお話を伺い、いやこれまさしくエキシビション向けだよね!? と。枠の増設、ほんにここもありがとうございます……!
とっさの思いつきによる一発芸だったわけですが、何よりもまず板野かもさんご自身より例外的と言っていいリアクションを頂戴しました。
だれだっ!! このツイートをネタにした短編を即興で書き上げて匿名コンのフォームに放り込んだのはっ!!
タイトル見て吹いたじゃないかっ!!
https://twitter.com/itano_or_banno2/status/1527195452315435008
このツイートのおかげで、より「即興」度を高めていただけたと思うんですよね。PV 初動がすごかったのは、まさにその恩恵と思っています。更に皆様からのリアクションを頂戴できたおかげで、その後のイベント参加を楽しめたよなーって思います。コメントを頂戴できるのってマジ尊いですね……。
で、解説編に「書いてたやつが書けなかった。」って載せるだけ載せて投稿してから、「あっこれ、そんなこと言いながらはじめに書いてたやつをエキシビション作品として投稿できると面白くね!? しかも同日投稿ならさらにネタ度倍!」って気付いたので【Ex- 120】を全力で仕上げました。ノリと勢いで生きている。
【No. 120】青春(くろれきし)との再会【残酷描写あり】
どんなきっかけだったかな。上の坂口(仮)との再会の話が自分のケツの穴ひん剥く感じのアレだったし、別口でひん剥くようなもんがやりたいよね、って思った気はします。ちなみにそういうテーマなんで、登場する名前はガチで昔に考えたキャラ名です。ただし一本の話にする都合上、昔のネタのままだと物語にならないから、アレで再構築をしています。アレで。いやほんと、若さゆえの万能感ってこわい……。
これ、裏テーマとして(せいしゅん)との組み合わせで ADHD 持ちと物語づくりとの付き合い方、みたいなところまで行きたかったんですが、さすがにここまでは及びませんでした。匂わせ、程度ですね。その「特性」があるからこそ、いま書いてる物語たちを産めてるのは間違いないんですが、とはいえやっぱり(くろれきし)みたいな回り道はしないに越したこともないって思うんですよね。いずれそのあたりのテーマにも挑戦したいところです。
同じ傷や共感性羞恥をお持ちの方を惨殺できたようで大変嬉しく思いますが、自演コメントに書いた通り、マジで思い出しパートは読めません。我ながら……キツい。
おまけ 遅刻作「泉下の再会」
再会をテーマにこねくり回してるうちに出てきたお話。てゆうかさぁ! 漢文いぢりクラスタとしてさぁ、混じりたいじゃん古語っぽい言葉遣いのお話づくりに! 全力で「っぽい」にとどめましたが!
5/31 22:00 くらいまでいじってた記憶があるんですが、次の記憶が 6/1 7:30 なのには爆笑しましたよね hahaha。作品投稿時刻が 8:27 ですし、理論値的には間に合ってます、理論値的には。けどまぁ突然電池が切れてるのでどうしようもないですわね。そういう入眠って疲れ取れないからやめとけってよくいわれてるんですけどねぇ。
論語については、作中で語ったような「高弟たちが下手に孔子を崇め過ぎたせいで孔子の実態をどんどんつかめなくなってった問題」も重要だと思ってるんですが、一方で孔子学団が名声欲、権勢欲に取り憑かれた化け物であった、みたいな感じで描くのも面白そうだ、って思ってます(このあたりは講談社学術文庫「儒教――怨念と復讐の宗教」に詳しいです)。劉裕、竹林七賢、のあとに取り組んでみたいですが、まぁ予定は未定。
イベントで遊ばせていただくついでに、全力で自分の棚卸しも進めたなーという気がします。だんだんいい年になってきて、自分のやりたいことと、自分にどこまでできるか、も見え始めてきたのでね。
ちなみに【No. 120】と【Ex- 120】は、自分の中で「言うまでもなく、俺のこと!」みたいな感じだったため、最初はもっとテキスト上では関連性が薄くなっていました。そこに板野かもさんよりご指摘を頂戴、関連性を上げた原稿に改めています。あの二作で示したかった自分の弱点、つまり興味あるのが自分のことだけ、それを外部に正確に伝えようとするモチベーションが低い、に改めて気付かされ、まーのたうちました。そういった辺りを改めたいと思って遅刻作書いたよねキミ!? みたいな。呪いですのぅ。
さて、改めて。
ご開催くださいました板野かもさん、企画にご参加なさった皆様、読み手として拙作に足をお運びくださいました皆様、更にはわざわざこのスペースにまで足をお運び下さった皆様。ありがとうございます。
つるむのが苦手な寂しがり、みたいな、書き手によくありがちな面倒属性の持ち主なので、思い出したときにかまってやってくだされば幸いです。
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