第15話 ベンチャー企業
シンバイオ製薬という製薬会社の株を保有している。長いこと存在感のある含み損を表示している。
ベンチャーの製薬会社で、ずっと赤字だったのだが、抗がん剤の開発に成功し、黒字化したとのこと。ずっと赤字だったので、当然配当金もない。株主優待もない。
株価が300円台まで落ち込み、1部上場廃止かといわれていたが、黒字化で株価は爆上り。2566円まで値を上げた。その後900~1000円台に落ち着いた。私はこの爆上りの波には乗っていない。
しかし経過をみていておもってしまったのだ、
今度の決算でしっかり黒字ならまたあがるんじゃね??
1000円で100株価購入した。しかし配当金もない、損切りできる覚悟もないので、持っていてそわそわしてしまった。なんだか落ち着かなくて、少ししてから1069円で売却してしまった。その後1800円まで上昇した。もう少し待てば良かったと、当然後悔。
その後どうしたかというと、998円でまた100株購入。その後1200円台にまであがった。前の上り方をみて1400円くらいにまで上がるのではないかと期待していたが、そこまで上がらず、あれよあれよと株価は下降しそのまま売り時を逃してしまった。
また上がると半ば意地になっていた気もするが、844円台になったところで100株購入。その辺で落ち着くかと思っていたら下降の一途。どうも抗がん剤の後発品がでてきたことで、売り上げが下がるのを嫌気されたよう。
一応新たに急速投与の認可など、後発品対策しつつで下げ止まったらしい。
この前の決算で上がるかなー、やっと売れるかなーと期待したが、決算の結果が市場が期待したほどではなかったらしいとのことで、含み損が増える結果に。ここまで来たら、黒字のうちは倒産しないだろうから、しょっぱいまま浸けて置こうかと思う。また新薬の開発に成功したり、配当が出るようになったり、何かしらあることを期待したい。
今回の銘柄で思うのは、購入した目的や期待する結果を明確にすること。もし期待した結果が得られなかったらどうするか、ちゃんと決めておくことが大事。ブレてはいかん。
自分はその見極めや、割りきっての損切りが出来ないタイプだとわかってきた。やっぱり優待や配当金目的で、下がっても保有していられる銘柄にしようと改めて思ったのである。
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