猪狩くんが起きてる!?
ふわぁ〜。
やばい。
眠い。眠すぎる。
なんで、こんなに眠いんだ。
ふわぁ〜。
誰か〜。助けて。
あくびが止まらない。
あ。
猪狩くん?
あれ?あれれ?
猪狩くんが起きてる。
猪狩くんが起きて、、る、。
え!すごい!
猪狩くんが起きてる!
いやいや。
喜ぶし、驚くよ〜。
だって、いつも寝てばっかりの君が起きてるんだよ。
すごくない?
お母さん、感動しちゃうわ〜。
え、何?
ははは(笑)
そうだね。
私は、猪狩くんのお母さんじゃないね。
何なら、猪狩くんのお嫁さんになりたいな。
どうですか。
私を猪狩くんのお嫁さんにする気はない?
え。え。
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜。
なに!?
そんな気、無いって。
しかも、全くもってないってどいうことだよ〜。
もう、そんなこと言うと、泣くよ。
いいの?
私、泣くよ。
ぴえん超えて、ぱおん超えて、水溜りだよ。
もう。古いとか言わないでよ。
古いって知ってて、言ってんだから。
そんなこと言ってると、彼女ができないよ。
ま、まぁ。い、猪狩くんなら、猪狩くんが「どうしても。どうしても。」って言えば、付き合ってあげないことも無くも無くも無いけど。
あれ。今、何回言ったけ。
3?3回?3回か。
てことは、、、。
付き合う、付き合わない、付き合う!?
なっ、私はなんというお恥ずかしいことを言ってしまったのでしょう。
さっき、猪狩くんに寝顔を見られてしまったことですし、私もう。
こんなんんじゃ。
将来、お嫁さんになれないよょ〜〜〜〜〜。
おい!
猪狩くん!
「・・・」じゃないでしょうが!
こんな、可愛くて、美人な私が言ってるんだよ。
ここは、「・・・」じゃなくて、「じゃあ、僕が君をお嫁さんにしてあげる。」でしょ。
ほら、ほら!
言ってみ!
せーのっ!
いやいやいやいや、何で黙るのかな。
そこはさ、ちゃんと言おうよ!
もう。
しょうがないな〜。
リピート アフター ミー
「じゃあ」
「僕が」
「君の」
って、何で黙ってるのかな。
おかしいな〜。
いつも、反応してくれるのに〜。
あれ?
もしかして、猪狩くん、寝てる?
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜!
ほんとに寝てる!?
まじか!?
もう〜。
起きてよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜。
いぃぃぃぃぃぃがぁぁぁぁぁぁりぃぃぃぃぃぃぃくぅぅぅぅぅぅぅぅぅん〜〜〜〜!
おぉぉぉぉぉぉぉきぃぃぃぃぃぃぃぃぃてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
全然、起きてくれない。
うぅ、、、、、、。
の、喉が喉が痛い。
叫びすぎて喉が痛い。
けほっ、けほっ。
けほっ、けほっ。
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