飼い主による猫との妄想会話

第11話

紫織「最近、悩みがあるんですよ〜。」

そら「どうしたの？　聞くよ。」

紫織「クラスでのことなんですけど〜。」

そら「うん。」

紫織「最近…。」

そら「うん？」

紫織「男子たちが私の机を占領するんですっ！」

そら「男子？ 机？ 占領？」

紫織「私の隣の席の男子が人気者でそこに男子がたくさん集まってきて、ついに私の席まで占領されてしまったのです。」

そら「あ〜。学校あるある〜。」

紫織「そうそう！学校あるある〜。」

そら「っていうことで、いってみよう！」

紫織「学校あるあるの歌！」

そら「まずは中学校編！」

紫織「テスト当日の「マジで勉強してない」は信用ならない。」

そら「はいはい！」

紫織「先生の真似が上手い人が1人はいる。」

そら「はいはい！」

紫織「体育祭や修学旅行でカップルが増える。」

そら「はいはい！」

紫織「日付と出席番号が合うと問題に当たる。」

そら「次は小学校編！」

紫織「一年中、半袖半ズボンの男子がいる。」

そら「はいはい！」

紫織「掃除や授業中にふざけている男子を必ず注意する女子がいる。」

そら「はいはい！」

紫織「終業式になってやっと荷物を持ち帰る。」

そら「はいはい！」

紫織「遠足は「帰るまでが遠足です」と言う先生。」

そら「はいはい！」

紫織「ドッジボールで逃げるのだけ上手い人がいる。」

そら「はいはい！」

紫織「全校集会で静かになるまで時間を計っている先生がいる。」

そら「はいはい！」

紫織「『先生トイレ！』と言ってしまう低学年。」

そら「はいはい！」

紫織「足が早い男子は高確率でモテる。」

そら「はいはい！」

紫織「紅白帽をウルトラマンのようにして遊ぶ。」

そら「はいはい！」

紫織「ありがとうございました！」

そら「共感できたら、」

紫織「♡と☆とコメントを！」

そら「共感できなくても、」

紫織「♡と☆とコメントを！」

そら「って、なんやこれ。」

紫織「それな。」