第1話 ライチ♂15歳
チクービ王国の国民の一人、ライチ、男の子、15歳。彼は乳首が小さかった。なので、いつもいじめられていたライチ。いじめはライチの乳首をみんなでいじくり回すというヒドイものである。パパの乳首はそれなりに大きい。ママはそんなライチを見てはため息ばっかりするのである。
ライチは鏡の前で自分の小さな乳首を見つめている。どうして、こんなに乳首が小さいのだろうか。そうライチは思うのである。
チクービ16世の乳首は一度だけ見たことがあるライチ。その大きさに感動を隠しきれなかったライチ、それを見て「デカっ」と思わず言うほどであった。
チクービ王国は、男の乳首を神聖視している。ライチは自分の乳首をいじっては大きくなあれと思うのである。
ライチは鏡の前で自分の小さな乳首をいじっては大きくなあれと願うのである。
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