ペプラー
この前わかめラーメン買ったんよ。梅しお味の。わかめ、好きだからさ。買ったの。パッケージをちゃんと見ずに味の表示だけ見て。で、今日食べようと思って棚から出したらさ、梅しお味じゃなかったんよね。
あの頃の初恋風味
甘ずっぱさが切ない梅しお味
だったんよ。バンバンバンバンバン!!!!!!!!!!!!!(台パン)許せねえよなァ~~~~~~~~!? ただの梅しお味ならいい。おいしいからね。でもあの頃の初恋風味甘ずっぱさが切ないが付いた途端にめちゃめちゃ、こう、何、ブチギレてしまいました……。おれにも初恋がありました。あの頃の気持ち、覚えています。あれを味にするって何だ。少なくともおれなら甘酸っぱい味付けはしない。こう……辛酸? 辛酸味とかにするね。泥味とかでもいい。いやむしろ……味がなくなったけど包み紙がなくて吐き出せずに延々と噛み続けるしかないガム味かもしれん。今でもT先輩のことが好きな気がする。でも、もう顔もうまく思い出せない。想いだけを忘れられずに抱えています。捨てきれない。初恋ってそういうもんじゃねえのか!? おれがエースコックに入社したら、初恋を味にしたものを売ろうとする愚かな人間を滅ぼし、代わりにペプシ味のわかめラーメンを新発売します。おれは嫌だけどみなさん食べてくださいね。
今日はここまでと思ったけど終焉の女神おわりちゃんとのイチャイチャ成分が足りないので、いまひんやりした床に寝そべって暑さをしのいでいるおわりちゃんに恋バナを振ってみようと思います。
「おわりちゃんってどんな人が好きとかあんの?」
「すくなくとも、おまえは、むり・・・」
「ペプシあげないよ」
「おまえだいすき!」
アットホームな職場です!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます