九月
肩慣らし
ラブラブして二人ベッドの上で横に。
でもなんだかまだ満足していない二人。
それを互いに口にしてはいけないと思って言わず。
「どしたの」
「別に」
「なんか浮かない顔」
「だってなんか李仁いつもよりも加減してるって言うか」
つい湊音は言う。李仁は微笑んだ。
「さっきのは肩慣らし」
李仁は押し倒した。
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