洗濯バサミ

パーン

と弾け飛んで洗濯バサミがベランダから階下へ。

もう何度目だろ、湊音は慌てて部屋を出てエレベーターを降りマンションの植え込みまで取りに。

洗濯物よりも洗濯バサミがよく落ちる。

ふと見てみると自分の使ってない形と色の洗濯バサミもある。

自分だけではないんだとなぜかホッとする湊音だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る