朝寝坊

「いっけなーい!」


李仁は慌てて布団の中から飛び出して途中タンスの角で小指をぶつけて扉に頭ぶつけつつもお茶用のお湯を沸かしてフゥ、と一息ついたところで今日は仕事休みの日だということに気づく。


「李仁おはよう、今日休みじゃん」


恥ずかしい、湊音にこの一通りのことを見られていたらと思うと。

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