真っ黒
李仁が部屋の掃除をしていたら過去の日記が出てきた。
懐かしさのあまり掃除を忘れて見始める。
しかしとある年の日記を見て李仁はゾッとする。
何日間にかけて真っ黒のページが続く。
これは湊音の日記だ。
この頃は何があったっけ、
と李仁は思い出せなかった。
透かしてみたがそれは無駄な行為だと閉じた。
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