限界

限界はどこなのか。

互いに探り合ってみる。

歴が長い李仁はどうやら底なしのようだがわかってるようで

「そこまで」

と止める。

歴の浅い湊音は

「もう無理!」

と叫んでも李仁はさらに突き進もうとする。

「だから無理だからっ」

と言っても今では

「もっと……」

と求める湊音。


まだまだ限界は見えないようだ。

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