年越し
二人は昨夜の大晦日から交わっていた。
いつものように湊音に李仁が入り、時に李仁に湊音が入り。
形を変え、リズムを変え、楽しむ。
年越しの瞬間が一番興奮していた湊音。年越しと同時に互いの絶頂を迎える。
そんなことしていたからもちろん眠い。
「ミナくんー眠い」
「んだなー、初詣は昼からだね……」
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