第7話 天界&裏話 ネタバレあり ③


僕らが再び目を開けた時、沢山の魔族らしき人達とエルフ、ドワーフ、獣人達が ひれ伏していた。


その中の魔族の貴族みたいな人がうやうやしく頭をさげた。


「 ようこそ いらしてくださいました。

我々、魔王国は 御二人を歓迎しますぞ !


邪神様が、直々に送って下さった方々 期待してますぞ !

………それで、どちらが『 魔王 』様なのでしょうか ? 」



「「 へっ 」」


僕らは呆気あっけにとられた。



暫くしてから先程の魔族の貴族みたいな人、アシュトンさんは『鑑定書』を持って来た。

これに触れると『ステータス』が判るそうだ。

なので、僕から鑑定することにした。



名前 かしま こうすけ



職業 魔王



レベル 鑑定不能



力 鑑定不能



素早さ 鑑定不能



身の護り 鑑定不能



賢さ 鑑定不能



攻撃的 鑑定不能



守備力 鑑定不能



スキル 邪神ユリリンの愛し子




それを見て魔王国の人々は手を取り合い喜んでいた。


僕は少しの間、ほうけけてしまった。



それを見て、茨城さんが笑いながら


「 頑張ってね、魔王様 ! 私も協力するからさ 」


そう言って、鑑定書に触れたら………



名前 いばらき きょうか




職業 大魔王



レベル ∞



力 ∞



素早さ ∞



身の護り ∞



賢さ 1500



攻撃力 ∞



守備力 ∞



スキル 邪神ユリリンの愛し子




「 なんじゃぁー こりゃぁー ! 」


茨城 恭華は叫んでいた。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る