第21話第33話
〈風紀委員会室〉
直木「では、横暴といえる証拠をお持ちしてから来てもらえますか?」
その一言に、サッカー部部長、丘颯人(おかはやと)と、野球部部長、沢上玖太郎(さわかみきゅうたろう)が、ガーガー叫んでいたが、それは風紀委員会たちには効いてすら無かった。
鈴倉友美先生も、「やりすぎなのでは?」と話しに行ったが、「やりすぎではない、もちろん、やりすぎといえるなら、証拠を出していただきたい」と突っぱねた。
〈柔道部部室〉
松田「今まで、彼らがこう横暴と言えるような事をしたことがあったのかね?」
悠子「無かったと思います」
松田「ふむ、気になるのは証拠を出していただきたいという一言だな」
理涅「そうだネ、確かに気になるヨ」
沙代「何でですか?」
松田「何の証拠を出させるつもりなんだ?調査が横暴といえる証拠、とは?」
悠子「確かに…、何が狙いなんでしょうか?」
〈セレナーデにしはぎ〉
更級と明は、スレッドの玉城と名乗った人物を割り出して、話を聞きに言っていた。
更級「どうも初めまして、更級翔真と言います、夏瀬オーバー欣二さんですね?」
オーバー「ハイ、スレッドでは、玉城と名乗ったには名乗りましたが、なんで、ワタシだと?」
明「オーバーさんのTwitterとInstagram、あと、個人ブログから割り出しました」
オーバー「お、Oh、日本のDetective、素晴らしくて、怖い、デスね」
更級「貴方は誰が犯人か、とか、割り出せていますか?」
オーバー「いえ、でも、これをミマシタ」と画像、そこには、変な仮面を着けた男がいた。
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