真・セリフ集

MKll a.k.a 邈襲

真・セリフ集

〜初めに〜

 本セリフ集は練習等れんしゅうなど様々な用途にご使用いただけますが、悪用は固くお断り致します。ご理解くださいませ。目次参照のジャンル内では類似るいじ又は酷似こくじしている台詞セリフは基本ございませんが他ジャンルわけされているものに関しましては類似等している台詞がある場合が御座ございます。あらかじめご了承りょうしょうください。


・目次

001~300:多種多様ランダム台詞

321~350:姉御あねご兄貴アニキ系台詞

351~380:悪役あくやく極道ゴクドー系台詞

381~400:応援おうえん系台詞

401~500:本気ガチ演技用台詞(難)

500~700:単発系ひとこと台詞(短)

701~750:『あい』系統台詞

751~1000:長台詞ながゼリフ


1.覚悟

 随分と長い間、僕に足りない物を探してみたけど思い付かないんだ…君以外、何も。


2.決別

 坊や、ちと下がってな…さてと、退けと言われてもここで引く訳にはいかなねぇんだよなぁ。ガキ一人も守れないようじゃ、先に逝っちまった奥さんにメンツが立たねぇからな。


3.突然の出会い

 こんにちは、今日から隣の席だね、宜しく!これも何かの縁だし…突然だけど、この後抜け出してお昼でも一緒にどう?


4.ゲーム

 嘘を見破るのは得意なんだ、これしきの戦い圧勝…ん?ダウト!え、嘘。マジかよぉ!くっそ〜!


5.言ってみたものの

 私は将来BIGになるんだ!って5年前言ったよ、言ったけどさ…身長だけ大きくなるなんて!


6.審判

 地獄行きです。聞こえなかったの?前科ありで再犯による死刑であの世に来たんでしょう?慈悲などあるわけが無いでしょう⁉︎正しき道から外れた者にはそれ相応の罰が下るのです。


7.もと暗し

 またフラれただぁ?あぁ、だからあれ程…全く、お前を好きになってる奴なら直ぐ隣にいるってーの。


8.前を向いて

 下だけ見て生きてきた、決して道を踏み外さぬように、誤らないように。でも君が手を引いてくれるのならいつまでも、何時でも前を向いて歩けると思ったんだ。


9.狂おしい程

 唯只管道端に咲いている花が時折この上なく愛おしく思う時が多多あるんだ。一瞬しかないその時を必死に生きているその姿が、実に儚く、綺麗だとは思わないかね。


10.夜のひと時

 おかえり、明日休みだし今夜二人で晩酌でもゆっくり嗜もうと思って待ってたんだ。偶には良いだろ?こういうのも。


11.アナウンス

 迷子のお知らせです。白いワンピースに麦わら帽子を被った7歳ぐらいの女の子が迷子センターでお待ちです。親御様は至急センターホール入り口迷子センター迄お越しください。


12.魔法使い

 水が無い?火が足りない?重くて運べない?ぜーんぶ、ボクに任せて!魔法で一気に解決するから!もぅ…みんなボクがいないと本当にダメなんだから…。(照)


13.親友

 例え数年逢っていなくても、連絡が無かったとしても次逢った時いつもの面引っ提げて何事もなかったかのように笑い合える。それが親友ダチってもんだろうよ。


14.煙草と香水

 一昨日まで部屋の中に漂っていた苦手だった筈の煙草と香水の混ざった匂いが今では恋しいとさえ感じるようになった。今頃どこほっつき歩いてんだか…


15.そっけない

 ある日を境に目線を逸らすようになった、なぜか心拍数が上がって苦しくなるから。なのに貴方は逸らした目を只管に見つめるのね。なんて罪深い人。


16.気づけば

 もう直ぐ一年が過ぎようとしているこの頃にまたあの頃と同じ様な桜が風に舞って私の頬をそっと撫でるように薫っていた。


17.怪盗

 明日フランス王家の宝、人魚の涙ランブ・シ・フェンを夜更けと共に頂戴しに参上する。怪盗アルセーヌ15世。


18.夜番

 今宵も燦々たる有様で…仰山ウチの領土シマ荒らしてくれなすったなぁ。覚悟せぇや、月が出たならワシらの番じゃき。


19.卒業

 この先どんな風に生きていくのか、それは君次第だよ。青い春を十分に謳歌するんだよ?


20.歴史

 歴史の偉人なら誰が好きかって?まぁ強いて言うなら、森蘭丸かな…それより君の話を聞かせてよ。そっちの方がずっと興味があるんだ。


21.戦

 前線も早々に崩壊、残された道は撤退のみだというのか。戦場に生き、戦場に死ぬ。だから最期くらいはせめてもの手向けとして派手に見送ってはくれないか。


22.崩壊する世界

消えゆくこの世界で私と貴方だけのこの空間が何より掛け替えのない大事な宝物だったよ。ありがとう、そしてさようなら。


23.だいじな事

 ないものばかり欲するな、消えゆくものだけ見つめるな。足りないものは足りないままでいい。大切なことは目の前にある幸せを離さないことだ。


24.帰り道

 最近段々と寒さがキツくなって来たね。さぁ、こんな日は手を繋いで帰ろうか。


25.skill

 積み重ねたキャリアは数知れず、実績数多、この私にかかればなんでも完璧に仕上げてしまうんだ。完璧以外の文字は私の辞書にはないものでね。


26.贖罪

 今まで犯してしまった罪は決して洗われることは無いんだ…どんなに辛くても全てを背負って生きていくしか無いんだ。それが私に課された天命なのだから。


27.ティータイム

 私はその人の心模様でどんなものが似合うのかがわかるのさ。例えば優しさが溢れる時はダージリンティー、物思いに耽る際はブラックのコーヒー。さて、今のあなたの気分にはどんな一杯が似合うのでしょうね。


28.空

 長い旅路から帰路に着く頃、東雲の空が黄昏と混ざった藍色の空にまたあの人の影を思い浮かべてしまう。もう何もかも全て終わったって言うのに。


29.格言

 明けない夜は無い、やまない雨は無い。いずれ変わりゆくのはわかるけどそれまでじっと待ってるなんて僕にはできないんだ。ほんの少しでも良いからこの先の世界が見たいんだ。


30.諦める

 人生に於いて投げ出すやつは三流、ただ頑張るやつ二流、頑張って笑ってられるやつ一流。ただ破裂しない様に諦めも肝心なんだ。え?あぁ、これはうまく生きるためのコツさ。


31.戦いの果てに

 この戦いが終われば家族に会える。そう信じて命を燃やしてきたがもう限界のようだ。意識が遠のいていくのが自分でもわかる、やっと会える家族のもとへ。先に逝った妻の元へ。


32.生きる理由

 「お前なんて生まれてこなければよかった」「何故生きてる?」耳を擘くような罵詈が脳に直接届いて何度も駆け巡る。だが、それに報いることが生きる理由であり目的であり糧だった。しかし今日全ての目的が消えた。


33.幻想
 

 流浪の私を幻夢の月が抱く様を彼女はその双眸で達観した後、刹那の間にまるで踊り子の様に幻想に浸る舞を厭世的に表現して魅せた。それは褪せる事の無い人生の一ページへとなった。


34.Killer

 ずっと一人歩いてきた道を突如として横切った君は一筋の逆光は酷く脆く危ないもののように感じた。しかし初めて目にする君のその眼差しは怖いくらいに美しいモノだった。


35.漣
 

 水面の岸に咲いた一輪の沈丁花、風変わりの予感に心躍らせて想いを一心に馳せた。これはまだ六つそこいらだった頃の純情な私だけの物語。 


36.恣意的

 此の儘思考を止めたら夢に堕ちて行けるのだろうか。将又、最下層迄突き堕とされるのだろうか。この理路整然としない頭の中を駆け巡るのはあの日の事ばかり。「今行く。」そう呟いて私は塔から身を投げた。


37.快楽


 怠惰、堕落、驕り、慢心。此れらが生み出すのは快楽か自堕落か眼に視えている物程、辛い現実から人は目を背けたくなるのです。然し余興は是迄、しかと見つめ直しなさい自分の様を、ここまでの人生を。


38.外観

 外観に囚われてはいけない、真意は眼で見なければ知り得ないから。外見に囚われてはいけない、物事やその人の本質はその内面に溢れるものだから。でも私の現状を打破するなら外観を磨くしかないんだ。


39.星座

 深夜二時頃一度目を覚ましてから中々寝付けなくなったから夜空を眺めていた。丁度オリオン座が眼に入って、夜の淵をなぞるように瞬きの間に夜空の世界へと吸い込まれてしまった。


40.Fire Works

 You make me fire but already time over. あの日魅せてくれた時間の中に感情は囚われたまま大人になってしまった私は悲しさと僅かな希望を抱いて今日も眠る。


41.賽子

 個々個人の諸々の予定や人生は多種多様、十人十色。然し永遠にstayしている訳にもいかない。だから何れは人生勝負に出る瞬間が訪れるんだ。準備なんて関係ないもう既に賽は投げられたのさ。


42.宝石

 宝石はつけている人自身の中身を映し出す、言わば鏡みたいなもんなんだ。心が穢れていれば当然輝きは損なわれる。要は、見た目だけ取り繕っている奴らには宝石は似合わないってことさ。


43.宵

 終電が無くなって、酒に酔った二人が見失った道を取り戻すことを考え始めた頃にはもう遅い事はとっくに知り得ていた筈なのにいざ起きてみると何も浮かばないのは…体が寂しさを覚えるのは何故なんだろう。


44.感覚

 人間には五感というものがある。が稀に霊感等の第六感所謂SixSenseと呼ばれるものに開花する者が出現する時がある。他人は特殊であるが故に持て囃すが当人の心情は如何なものなのだろう、なぁ諸君?


45.時間

 僕らには時間がない。生きている限り消耗する一方だからだ。増やす方法は無いし、ゆっくりにする方法もない。なのに僕らは必死に抗ってもがきながら生きてる。それが世の理。実に興味深いでしょう?


46.冥土

 望んでも無いのにこんな辛気臭い場所に来ちまったみてェだな。さっさとこんな所抜け出してアイツをぶん殴りに行かねぇとな。


47.雨

 シトシトと降り頻る雨の中を、二人肩を並べて一つしかない傘に入って帰ったあの日。ピチャピチャと音を立てながら水溜りの中を掻き分けなが、その後昇った太陽より眩しい笑みを僕に向けた君はまるで心模様まで晴れさせてしまうんだって、そう思ったんだ。



48.遅刻のメイドさん

 いっけな〜い!30分も寝坊して急いだけど遅刻だぁ!早く着かないと、またご主人様に怒られちゃうよ〜…もういっその事今日は風邪ってことに出来ないかなぁ〜あーもうっ!


49.おとこの娘のメイドさん

 「ハァ…めんど…この仕事ほんっとに…」えっ!あぁ!ケチャップかけ過ぎてしまいましたぁ!申し訳ありません、ご主人様!でも、このままでもいい…です…よね?ね?


50.レトロ

 ある日の昼下がりに立ち寄った昔ながらのゲーム機の立ち並ぶ中ある台に私は目を惹かれて吸い込まれるように100円玉を投入した途端に比喩でもなんでもなく、吸い込まれていったんだ。ゲームの、SEKAIに。


51.思春期

 春麗らかな時期に高校へと進学にするに連れて私は猫も仮面を被って、さぞ明るい良い子のように振る舞った。でももういないの、本当の私やその本質まで見てくれようとする人は。誰一人。


52.リアル猫系男子

 無理やり僕にこんな真似させて…猫のコスプレをしたからって性格まで猫になるわけじゃぁにゃいんだよォ?ハッ!つい流れで出てしまった…今のは無し!にゃしなんだからぁ!


53.魔法科学薬教授

 魔法科学薬とは魔法科学発展の礎を築いたと言っても過言ではない大事なものなのですよ。しかし、軽んじてこれを受講している生徒がチラホラ見受けられるようですね。ダイジでアブナイ教科ですが…その様な生徒がいても私は怒りません。が、万が一単位とアナタガタが消失しても、私は知り得ませんがネェ。


54.Boy meets…

 昨日の答え聞かせてくれよッ!おい、そうやってまた俺から逃げるのかよ。でもここに来たって事はさ、そう言う事…だよな?口下手でも行動で示してくれる、そんなところも大好きだよ。


55.戯れ

 犬ってよく飼い主に似るっていうし、もっともっと触れ合って親密になって近所の人とかに似てるって言われたらいいなぁ!よーしボール遊びだ!おりゃー!…ってこれじゃ飼い主が犬に似てないか…?


56.強く咲く高嶺の花

 常に気高く美しく誰にも媚びずに顧みずに。限られた空間でしか思うように息が吸えないのなら、いっその事はみ出して見たって良いじゃない。あなたがあなたらしく生きる為に。


57.仮装Show

 なんか起きたら変な感触が…!背中に違和感がぁ‼︎おーい、なんで周りの奴らは笑ってるんだぁ!どうしようもないし…もう、これを早くとってくれ〜!


58.妖

 先代からこの神社を受け継いで早100年、そろそろ恐れられる怪異として名を馳せたいものじゃが最近の若者はえすえぬえすとやらの所為で全く怖がりやしないじゃないか!もう…こうなったら…!


59.少年誌

 少年誌は少年たちの愉悦と同時に思い出や青春も作り出すんだ。それは何れ大人になったその子たちになんらかしらの影響を与えるかもしれない。漫画に勝るとも劣らない素敵な物語だとは思わないかい?


60.心浮く音楽

 心が幾分か重く感じた時は限ってあの曲を聴く。そしたら何もかもが漠然と姿形を変えて重くのしかかっていた筈のものが軽くなる気がするからさ。きっと私は、明日も前を向いて歩き出せる気がする。


61.魔法の用途

 今迄の中で最も苦しかった思い出と恐怖と絶望を黄金比で混ぜて色褪せてしまった品を入れたら出来上がるのは悲哀の心、悲しみの権化だよ。無価値なお前への最後の贈り物だ。


62.取り立て

 あと少しもう少しって…そう何ヶ月も何ヶ月も待ってられんのや。もう無理なんやったらエエ。指の一、二本賭ける準備は出来ているんやろうなぁ。腕までイッてもえんやで?なぁ、にぃちゃん。


63.順番待ち

 続いてのお客様〜!44番でお待ちの…っているなら早く声かけてくださいよ〜!全くこっちも暇じゃないんです!え?だってお客様がひっきりなしに来るんですから!ささっ、輪廻転生ならこちらの門に。


64.ReD/デコレーション

 味の決め手になるから仕方なくやりますけど〜…これホントに真っ赤で…最早血みたいでしょう?

フフッ、真実はどうなんでしょうね?まぁ食べりゃぁわかるんじゃないすかねぇ?


65.Radio

 俺は時々ラジオを聴きながらハーレーに跨って夜の街に繰り出すのが好きでね。夜風に靡かれながら気分転換した後にする一服はいつもとは違う特別な味がするんだよ。


66.尸

 骸と化して尚この傷は癒えない。髑髏の旗を掲げろ、奴等の骨一本も残さぬ様に解体して死を以って此の大罪を償わせるとしようではないか。死者の行進、その恐さを身に染みて体感させてくれようではないか。


67.Diary of Life.

 This is my story, since eleven years before. One day I couldn't even find the energy to live. So,I actually wanted to die. But I met you and,I felt like everything changed when that day. You are my hope.


68.女王

 「世の中どうなってしまったの…?!私は唯平凡に過ごしていたかっただけなのにどうして?周りの声が…罵詈雑言が耳に残る…!平民には到底理解しがたいのかしら、だからって処刑されなければいけないの?だって呟いただけじゃない。 【パンが無ければケーキを食べればいいじゃない。】って」


69.遺した者

 「あれ程無茶だって言ったのに…だから何度も止めたんだ…!親も実の兄弟さえ死んじまったのに!お前さえ失ってしまったら俺はこの先どうやって生きていったらいいんだよ…答えてくれよ、兄弟…」


70.伝説の怪異

 ここが誰の縄張りか、ちと理解が足りてなかったみてぇだな。まぁ、知能指数の低い雑魚どもは知らなかったみたいだが?百鬼夜行の王、魑魅魍魎の主ぬらりひょんとはこの俺様の事だ、以後覚えておくんだな。


71.コンプレックス

 人にはそれぞれ一つや二つくらい他人に言えないものがあるもんなんだよ。それは時として触れてはいけないものだったりするんだ、どんなに親密でもそのパンドラの箱は開けてはいけないんだ。



72.歪な愛

 理由も言葉も私には塵芥同然。全てはこの時が在りさえすれば良いの、恥も外聞も捨てて欲の儘に唯々全身でお互いを欲するの。頭が徐々に思考を止めて何一つ考えられなく成る迄ね。


73.気分「失恋」

 気分が乗らずに落ち込むときはショートケーキを食べるって決めたのは、ほんの少し前に心に傷を負ったあの日から。細かいことは嫌いだし、割いてる時間が無駄なの。だから…これで今回のことはもうおしまい。これで、おし…ま…い。あぁ、甘い。


74.髪型

 時間が別にない訳じゃない、別にこれがオシャレだなんて微塵も思ってない。わざとだよ!たかがこんなことだけど、私らしいと思わない?これが世界に一人だけの私、なんだから!


75.恩返し

 あなたが居なければ私はここにはいない、きっとその内どこかでとっくにのたれ死んでいた。だから今までの恩を返す意味でも、どうか先に行ってはくれないだろうか。頼む。


76.夢の国

 ここは夢の国。誰でも何にでもなれる、そんな場所。時間を忘れて愉しむ事だけを第一にやって良いのさ。ほら、そこの君も一緒においでよ。人生楽しんだもん勝ちなんだからさ!




77.青年期

 体感、走り去るよりも速く過ぎ去ってゆく僕らのこの青い日々。どんなにもがこうと、待ってはくれないから必死に…今を、ただ一瞬の時を謳歌し尽くさなければ…この二度と戻ってくることのない日常を。


78.物憂げ

 帰り道が憂鬱に感じれていたのは1ヶ月以上も前の事。今はもう何も感じなくなってしまったの、綺麗に見える筈の月の光も湖に照らされた風景すら、私にとってはもう無いに等しいのよ。


79.後悔

 3年間も待ってたから…只見てた私が悪いのは分かっているんだ。だけどさ?分かっていたことだけど…さ?こんな事になるならもういっそ、早く君にこの思い伝えておけば良かったなぁ…なんてね(泣


80.宇宙

 空の果てを見てみたくて、その眼で一度世界を見下ろしてみたくて夢を見ていたみたいだった。それはどこか心地良くて大きな何かに包まれているみたいな…そんな光景が今、目の前に広がっている。


81.醜悪

 己の醜悪さに殆々愛想が尽きた、心迄朽ち果ててより美醜に固執して囚われて仕舞ったの。目に入る物全てを解釈と都合の良い様に作り変えられずに中途半端に罪の残響を残した儘、依然として傍耳には言の葉が鳴り止まずに入ってくるから削ぎ落としたのに…現状は…打破出来無かったのは何故なの…?


82.奇跡

 難しいことは考えなくていいんだ。何億何千万人の中から二人、巡り会えた結果今ここに貴方と私がいる、それだけもう十分な程の奇跡なんじゃ無いかな。


83.雷

 雷は落ちた後に遅れて音が聞こえるんだ。だから僕は恋に落ちた後に遅れて告白がされてもありだと思うんだ。早さにもよる?あぁ、遅れても良いのは返事だけだったかな…ははは。


84.図鑑

 初めは世の中に未だ発見、浸透していない種別の動物を集めたくて採集を始めた。その内、いくら採集してもどんなに珍しいもの集めても心は満たされなくなった。動物は知った動きしかしない、知った行動しか取らない、面白くも何ともない。でも人間は面白い。表裏があるし、別の個体がいっぱいあるから。まぁ、危機に陥った後の行動は動物そのものでオモシロクナイんだけど。


85.生命

 生命の源は限りない大地と広がる海に他ならない、誰しも死んだら土に還り新しい命がまた芽吹く。だから、死とはサイクルを回す為のはじめの一歩にしか過ぎない。さぁ、土に還ってまた一から始めよう。


86.天体観測

 夏休みの最終日に僕らは裏山に集まって満天の星空の下、高校最後の夏を馬鹿騒ぎして楽しんだ。その日は今までにない程の、青春を飾る鮮やかな思い出になったんだ。


87.ショート

 今日で二徹目…世界ランカーになる為には12時間はやらないといけないからな…えっ…は⁈まさかの停電⁉︎マジでさ…データ飛んだんだけど!ほんとに最悪だ…


88.蒼天

 空を仰ぐ様に漕ぎ出したペダルで坂道を下り始めた、いずれ空に手が届く気が僅かにして。無理でも安心してゆける、広大なこの大空が全部包み込んでくれるから。


89.航海

 羅針盤の針が刺す方角へ帆を進めろ!追い風、視界良好、面舵一杯!さぁ、未だ見ぬ大秘宝を探す旅に出かけようじゃないか。皆の者、長旅になるぞ。


90.夜明け

 懇願しても止まらない、神に祈っても変わらない。朝日が昇ったらいつかは訪れるのだ、神話に準えた世が恐れたガイアの夜明けが。


91.ポーカー

 驕りや過信、軽率こそが禁物であることに気づいて一歩間違えれば天地逆転する事を自覚しなきゃ、ねぇ?叔父様方。完璧なポーカーフェイス程不気味で怖い物はないでしょう?


92.休息

 森林浴の後にサウナで整えてコーヒー牛乳を飲む、これが休日の至極のひととき。まぁ、後はマッサージなんかあればより完璧かな。


93.HIPHOP

 軽く歩くと出る掃き溜めの愚痴は未だ仮初めの内。夢見がちな俺たちの唯一のモチベーションは仲間との交流から繋がるバトルの快感。あの日夢見たハットトリック起こして餓鬼に見せるHIPHOP DREAM.


94.ジャズ

 クラブで流れるJAZZの音楽に合わせてリズムを刻む様に魅惑的に踊り出した君の瞳は、物寂びさがどこか感じられて見ているだけでは事足りなくて、一歩一歩心から歩み出した。これが恋の始まり。


95.BJ

 笑えない嘘は嘘とは認めない。楽しく出来ない遊びは娯楽とは認めない。でも、愉しむことは好きだし…あの子をいつかは笑わせてみたい。あの日のようにきっと。


96.料理

 初挑戦するならお味噌汁とかが良いって何かにも書いてあったし…挑戦しやすいって思ったのに!なんで肉じゃがになっちゃったんだろう…もしかして…私、天才⁉︎


97.花

 僕は昔から好意を寄せた幼馴染がいた、もう告白をして返事を待っていた ある日突然…事故に遭った。一命を取り止めたものの植物状態になってしまった。それから涙が枯れるまで泣いて、早15年。「返事…聞かせて欲しいんだ…良い加減起きたらどうだい。」そう言って、飾った黒いコスモスを眺めていた。


98.警察

 治安を守るのが警察の役目でしょうって?そいつぁちょっとばかし違うんだな。治安を守るってのは治めて安堵を作るってことだが、俺らがやってる事は汚ねぇ仕事ばかりでな。お世辞にも治安がどうこうなんて言えないんだよ。


99.陽炎

 夕暮れ時に家族で手を繋いで家に帰る。何気ない会話をしながら、笑って。そんな日常が幸せだって気づくのは年が経ってからなんだ。あぁ、早いうちから幸せを噛み締めておけば良かったなぁ。


100.叛逆の意思

 世の変革を行うには行動あるのみだ、国が何と言おうと遂行しなければいけないんだ。自分達の育ったこの国をこれ以上奴等に好き勝手やられる訳には行かないッ!!


101.罪悪感

 イケナイコトだと解っているのに…どうなるのかさえ視えているのに…深夜のニンニク増し増し家系ラーメンが美味しい…!背徳感に苛まれながら箸が止まらないッ!


102.向日葵

 俺は向日葵が好きだ。太陽に向かって一日中真っ直ぐ立っているその姿が何とも凛々しくて…俺も陽の光に真っ直ぐ目を背けずに向かって生きていきたいんだ。



103.女王蜂

 親玉を潰さない限りズルズルと芋づる式に出てくる出てくる…詐欺の受け子。全てを統治している殲寺会の奴等が女王蜂だって噂だ。使うだけ酷使しやがって…生み出したもんの回収ぐらいさせるか。


104.衝撃

 始まりから終わりまで常に、頭から爪先迄駆け巡る衝撃。あどけない時代の侮れないアドレナリンを後どれくらい使ったらこの上ないこの感覚まで麻痺してくれるのか、既に手遅れか。


105.喜劇

 たった一人で君を如何なる手を使ってでも腹抱えて笑うまで演じてみせるよ、君の描いた最高に面白いボクを。


106.faking of show

 嘘と泡で満ちた空間に沢山の観客、象に鳥が色取り取りに宙を舞う。しかし君が笑ったこの瞬間笑顔がこびり付いて…目が覚めた頃にはそこにはもう何もない。


107.秒針

 孤独を感じる君と木偶の棒の僕、まるで時計が秒針を刻むようにゆっくりと時を刻んで、いずれ長針と短針が重なるように、いつか僕らも交わってゆく。


108.毒

 きっと知らぬ間に猛毒を身体に取り込んでいたのだろう、しかも致死量ギリギリまで麻薬より中毒性のある毒を。そうじゃなければ…辻褄が合わない。短い人生だったが、人生謳歌して何もやり残した物なんて無い筈なのに君の笑顔を見ただけで胸が苦しくて…ふと毎回思ってしまうんだ。まだこの笑顔を見ていたいって。でもこれは僕の我儘。服用していたのはきっと君という名の…目に入れても痛くない、どんな麻薬よりも中毒性のある、君という名の猛毒さ。


109.洒落

 洒落た事一つもパッと出てこない、洒落た格好一つできない、でも今言えることは洒落にならないくらい愛しているんだ。洒落た冗談なんかじゃないさ。


110.東京

 都会のビルに沿う風の波や人のいることの違和感にも段々と慣れて遠い記憶のようにいつからか扱われるようになっていった。こうして人は自我を失って、出る杭は打たれ、平らに並べられるんだ。


111.剛

 柔を以って業を制す、武術を嗜む上で至高だと言われる言葉だ。しかし叶わないものもある。柔を以っても剛、つまりは圧倒的「武」の前では何もかも風の前の塵に同じなんだよ。


112.沢山…

 幼い日に見た祖母の背中が優しくて、僕もそんな風になりたくて闇雲に沢山続けた…味が、工程がこの身体に染みるまで何度も、何度も。漬けたモノの先に答えを、見つけた。


113.哀愁

 潮干狩りをする親子を防波堤に座って染み染みと眺めていた。夕暮れになっても縦横無尽に駆け回り、無邪気に楽しむ姿はまるで幼いあの時の自分みたいで。鮮明に、且つ繊細な思い出が脳裏を過ぎった。


114.出汁巻

 寿司屋の雰囲気が好きだった。なぜかあの空間にいると気分が自然と高揚していた。特に家とは違う大根おろしの乗っているだし巻き卵に少し大人な感じがしてちょっぴり背伸びしたかった僕、あの時のようにまた、期待を膨らませてあの味を口一杯に頬張った。


115.胸の内

 仇討ちも復讐もハナっから私の眼中には無い、使命感や義務感に駆られて敵を殺るなんぞ殆々愛想が付くど素人のする事。私が欲しているのは快楽、猟奇的な断末魔唯それだけでございます。


116.福

 商売繁盛の意味で店頭に置かれる招き猫、生活が豊かになるらしいしな、ウチも一匹置いてみないか?

何?置かない…?心が豊かならいいって?確かに、それもそうだな…


117.禁断の果実

 エデンの園からこの地に堕ちたとされるイヴが食べた林檎、神聖な禁断の果実と言われると食べたくなるのが人間の性だよねぇ。ほら、小腹が空いてきたでしょ?アプリコットならあるけど、どう?食べる?


118.共に

 公園で一人泣いてブランコを漕ぎながら黄昏を見つめたあの日から、手を引いてくれたのは、アイツだった。アイツは、どこまでもカッコよくて今でも俺の自慢の幼馴染ヒーローなんだ。


119.遊覧船

 風をきって進んでゆく。今までの嫌なことを空に浮かべて飛ばしてゆくように、溶かしてゆくように。風を纏って歩いてゆく。陽の光に近づきたくてそっと手を翳す。


120.ショーケース

 苺やチョコレート、キラキラ輝かんばかりのケーキが並んだショーケース。あと十分、開店までの時間が緊張に反比例して増えていく。今日が私の夢の始まりだ。


121.劇

 喜劇や悲劇、夢幻劇神秘劇全てはヒロインから始まる。そしてここに悲劇のヒロインが独り。表面だけ取り繕った有象無象に付き合った劇を今日も演じるの。


122.医科学的

 証明できるものは何でも出来る、存在するならできないものはない。でも、例え医科学に無理だと言われたものでも…私は、それでも目の前で苦しむ患者を見殺しにしたくはないっ!


123.珊瑚

 珊瑚には海の声が宿るという。先祖の魂が母なる海に流れてその魂が珊瑚に宿って見守り続けるから、安心する海の、人の優しさに包まれて。


124.優しさ

 朝からパンをタダでくれたり…サービスって言ってめちゃくちゃ大盛りにされるし…!なれないんだよ…こういうの。街の連中が優しすぎて、感覚が狂ってくる!畜生ッ!


125.顔

 顔は感情以外にも全てを表すし、表情は第一印象になるからとても大事なんですよ、だからモテたいのであれば6秒以内に笑顔を見せる事が大切になってくるんです!


126.本

 本は私に知識をくれた。世界を広げてくれた、夢を魅せてくれた。本の可能性は無限大なの。


127.仮初め

 仮初めの夢でも無いよりは幾分かマシさ。私は何ににもなれずに何になりたいのかさえ分からなくなってしまったから、ほんの少しでも夢を抱けるってことが羨ましいのさ。走り続ければいずれ見えてくるさ、少年。


128.身投げ

 今までの行い全て正しかったのかなんて解らない。そもそもこんなことを生きてきてマジマジと考えるようなタイミングは訪れることは無かった。命を絶つと覚悟を決めた瞬間からこんな生に執着するようなことしか浮かばないんだ。


129.マジョリティー

 人より目立つな、考え方は多数決で決まるんだ、そうして突出しすぎていた「個性」はいつの間にか平らに揃えられてあた。でも多数派が正しい訳じゃない、だから思いを押し殺すのは今日で終わり。


130.水族館

 イルカのショーを見ると初めてデートに行ったあの日のことを思い出すなぁ。何もかもうまくいかなくてプランもぐちゃぐちゃで…でも彼女の笑顔が見れたから全てどうでも良くなったんだったっけ。


131.仮面舞踏会

 仮面の奥には顔だけじゃなくて本当の顔、人の怖さや弱さを隠しているように見えてしまうんだ。本質を曖昧にして踊る、まるで誰かの掌ようだね。


132.罠B《ハニートラップ》

 Aの罠が掛からなかったからBの罠には掛かってるかもしれないって?Bは可愛い嬢が仕掛けだ、アイツならきっとやり遂げるに決まってるからな。命名センスが親父?いいだろ、この歳でギャグ言っても。


133.カジノディーラー

 半か丁か。この一言で人生が浄土か奈落かが決まる、この瞬間が最ッ高にたまんないんだよねェ!


134.約束

 5年後、二十歳になったらまたこの場所に俺ら三人再び落ち合おう。桜の雨が降るこの場所に。必ず。


135.人生の佳境

 迷える人生は幸せだと感じる方も一定数いるのもそれもまた事実。だか佳境にいる人間からすると逃げたくなるくらい怖くなるのも事実。何とも言えないこの微妙な世の中…私と変えませんか?世界を。



136.谷底

 一回底に落ちたら後は上がるだけ、頂点まで真っ直ぐよそ見しないでよじ登る。足を掴まれて落ちそうになったり誘惑が遠回りさせようと囁いてきても、一度も目を背けずに登り続けた者だけが陽の目を拝む事が出来るのさ。でもまた堕ちないように注意すること。


137.規律

 何でもかんでも規則や法律で決めるのはおかしいかい?そうか、君はそんな考えを持ち合わせているんだねェ…自然主義をご存知かな?知らないよね、知らないからそんなことほざくんだ。知能の無い猿め。


138.楽園

 空中闊歩に空想の実現、束縛皆無で全肯定の場所。夢のような所ですって?それに気づいたらその瞬間、終わってしまうのです。ですから、只楽しんだらいいのですよ。気づかぬふりをして何時間も。


139.弔花

 今年も睡蓮の花を一輪、池にそっと浮かべて手を併せる。「貴方がいたならどれ程心が救われたか」そんな言葉を胸の中に留めて、「ありがとう」そう呟いて私はランタンの灯りを灯す。


140.銃

 お前さんは銃で撃たれた事はあるか?その歳じゃねぇだろうなぁ、きっと。銃で撃たれるってのはとんでも無く痛てぇんだよ。でもな、差別だとか迫害だとかで生まれて来た瞬間から理由も無く蔑まれる様な…そんな奴らの心の痛みに比べたらな、痛みなんてないに等しいにまであるんだ。覚えておけ、鉛玉を体に喰らうより言葉の銃弾の方が痛てぇし、傷口は完全に治りぁしねぇんだ。だからお前は気づかないうちに引き金を引く様な阿呆にはなるなよ、小僧。


141.役割

 人にはしっかり役割があって、残念ながら死ぬ時は選べないんだ。天啓に定められた様に生きて、それが示す方向に向かう。だけど君は行きたいと言う、まるで死にたがっているみたいだ。天啓に背くな、今終える命ではない筈なんだ、君は来るな。


142.呪文

 大釜にこの素材を入れて…何々…「紫煙致傷は生涯壮年と常に爬行し眠りを妨げる 致知死して血に満ち死地に千々に遅々すれば指示得る事なく消える 延々経験を敬遠した無象は臓腑保つ意味すら成さず 滴る液出来は霹靂の形容」と、唱える…すると幸福になる薬…天使の涙が…あ!できた!


143.時代

 あの頃はよかった、あん時はこうだったなんてガタガタ抜かしてんじゃねぇよ。時代は変わりゆくからよさがあるってもんだ。過去の話ばかり見て肝心の今を蔑ろにしてただ待ってるだけのやつになるな、時代は俺らがこの手で作るんだよ。


144.ニューカマー

 レディーファーストだとか男尊女卑だとか、あーだこーだ言っててもしょうがないじゃない。だったらそんなこと言ってる奴ら全員オカマになればいいのよ。それで解決、はい、おしまい。


145.新興宗教

 洗脳して脳を占領し信じた者しか救わない、最早難癖で救ってやれないのも仕方なしとして神の気まぐれという…そんなものを信じる必要はない。さぁ、こちらへ。ここならみんな幸せになれますから。


146.前説

 楽しみの余興に解説を…これを覚えておかないと…どうなるか。あっ…これ以上は言えません。ふふっ。


147.蜃気楼

 狐の森に雲隠れした様な神隠しみたいな…昔、僕が幼い頃 濃霧の先にお狐様みたいな影を見たんだ。その影を10年間必死に追い続けた…これが僕の青春なんだ。


148.薔薇の花束

 日頃の感謝を込めて薔薇の花束を送ってみませんか?愛を伝えたい人に、不器用な人でもこの機会に是非!今なら白から青、王道の赤まで三色色とりどりのモノをご用意出来ます!お求めはお早めに。


149.高架橋 

 見下ろした景色はそれはそれは綺麗で想像を軽く凌駕してきた。景色を眺めて言葉を失ったのはこれが初めての経験だった…そこからみた夕日は瞼の裏に映し出されて今も消えない。


150.新転地

 心新たに頑張ると決めた、だからもう…振り返らない。何があっても、残してきた家族のために頑張らなくちゃいけないんだ…覚悟は決めてきた。よし、やろう。


151.夏祭り

 友達に誘われて、ある夏の夕暮れに街の神社に足を運んでみんなで片っ端から縁日を巡った。夜に上がった…視界いっぱいに広がる一面の花火より浴衣姿の君から、僕は目が離せなかった。


152.脳

 目覚めたらそこは知らない場所だった、手術に成功した?え?さっきまで公園で遊んでて…それで…ボールを追いかけて…トラックが目の前に来てそれで…でも生きてる?知らない親に抱きしめられて、知らない年上の人に囲まれて、子供ながら自我も欲も気付かぬように静かに消した。


153.正解

 数学的根拠は一つ、それ以外は間違いで唯一つだけしかない正解を見つける。だから私は数学が好きなんです、私が欲しいのは正解であることの存在の証明だけですからね。


154.造形

 自分がもし造形品だったならどれほど良かったのかな。歪な顔に異形な指、見るに堪えない体型…代わりのパーツがあれば、今すぐにでも交換してみせるのに。


155.ヤスリ

 研磨して研磨して只管に自分のスキルを磨き続けた。未だ見ぬパリコレの景色が見てみたかったから。


156.魁

 俺に続け、片っ端から打ち滅ぼして勝利をこの手に掴み取るぞ!覚悟しろよ紅組!いざ騎馬戦じゃぁ!


157.自画像

 自分の顔を描いてみても上手く描けないのがコンプレックスだった、どんなに可愛い娘でもどんなにかっこいい子でもみたまんま良くに描いてみせたのに…そうか…私が上手く描けないんじゃなくて私の顔が悪かったんだ…


158.髑髏シャレコウベ

 この現世に於ける髑髏とは生ける屍、要は影の薄すぎるやつのことを指すんだ、かわいそうだとはおもはないかい?だから私は無視したんだ。なのに逆上したのだ、まるで蔑まれたい欲があるようだ…莫迦のすることは理解し難いものだ。


159.分岐点

 人生には幾つの分岐点が存在する。しかしその分岐点は必ずしもどちらかが正しいとも限らないのが玉に瑕だ。その中でどっちが自身にメリットがあるのかを見極める力を鍛えることも重要だよ?


160.悪魔

 貴様、この俺様を儀式によって呼び出したということは力が欲しいのだろう?それ相応の代償は持ち合わせているんだろうなぁ。じゃあ、右目を頂こう。代わりに悪魔の眼を貴様に授けよう、上手く使えよ。哀れなる人間よ。


161.湖

 水面に反射する富士山にソメイヨシノの花びらが重なる幻想的な湖に二人、ボートで漕ぎ出してゆらゆらと揺られながら心まで揺さぶられた。


162.硝子

 ガラスの心は簡単に砕けるんだって、でもさガラスって案外丈夫だって声もあるんだって。一見丈夫にみえるけど一度壊れたら治らないっていう真意にみんな気づかないんだね。だから誹謗中傷とかがやまないんだ、悲しい世の中だよ、ほんと。


163.散髪

 イメージを変えてバッサリ髪切ってみたんだけどどう?似合ってる?え…照れるなぁ…


164.価値(CM)

 私はそれは違うと思う、あなたは子供からその言葉を聞いたことがありますか?気づかぬ内に子供を追い詰めてしまっているかもしれません。自分以外でも…友達や知り合いにそんな子がいたら。

いつでも0120-0-78310 悩み言おうまで、困ったらすぐお電話下さい。


165.五月蝿い

 外野がごちゃごちゃ五月蝿ぇんだよ…これは俺らの問題だ、数刻黙って見届けるくらいのことも出来ねぇのかよ…だったら黙らない奴から沈めんぞ?あぁ?


166.不可解

 理解し難い…なぜそこまで他人のために命を懸けられるのです…?もうすぐ散りゆく命だというのに…でもそんなところが興味深い。まだまだ見せてくれ、人間という生き物は何たるかを!


167.福引き

 一等はハワイ旅行のペアチケット!参加賞もあるよ!寄ってらっしゃい、大還元祭の福引だよ!そこのお嬢ちゃん、やっていくかい?


168.落ち葉

 秋は綺麗に葉が色付いて真っ赤に染め上がっていずれ儚くも地に落ちていく。まるで君みたいじゃないか。え?どういうことかって?私の剣で真っ赤な血で染まって儚く散って地の淵に堕ちていくからさ。


169.ビーチ

 真夏の砂浜にピチピチのギャル!これぞ夏の醍醐味…って…ビーチガラガラじゃねぇか!俺の夏を返してくれ〜!


170.短い縁

 短い間だったがここは居心地は悪くなかった。でも長居は禁物だ、それでは宴も酣。さらばだ。


171.薦め

 私のおすすめはこれ!オーケンシールド!樫の木で出来てて硬度は抜群。でもな、コイツは一般的な市場には出回らないんだ。だからココだけの話って事だ。たとえ入手法訊かれても吐くなよ?冒険者の君。


172.危険

 ここから先はとても危険なんだ、だから俺も着いて行くとしよう。任せな!俺がいる限りオマエさんを死なせはせんよ、はっはっはっ!


173.反対

 貴方はA高校に行くのよ、なんでC高校なんかに行くの?なんで私の思う通りに生きてくれないの?どうして?ねぇ、いつから…?


174.運動

 人間には得意不得意がある、当たり前のことだろ?だから身体が硬くてもいいじゃんか、損するわけでもなしに…え?怪我しやすい?うるさーい!


175.冗談

 冗談だって言ってるじゃん!あんな事で私怒らないから!ねっ?そろそろ泣き止んでよ。


176.爆笑

 面白い話があってさ、ダチョウって脳みそが目ん玉より小さいんだってさ!あははははは!面白くない?仲間が走り出すと意味もなくついていくんだぜ?はぁ〜笑いすぎてお腹痛い。


177.怨念

 祟りとかお化けとか幽霊だとか…そんなのあるわけないじゃんってずーっと思ってたのにさ…これが金縛りかぁ…まさか体験するなんて…しかもそろそろ十分経つし…私なんかした!?


178.私感

 女子ってさぁ、どっちが似合う?って聞いてくる癖によぉ、こっち!って言ったら私はこっちだと思うんだよね…これ買おう!とかいうんだぜ。言わなきゃ怒るし…だったら聞いてくるなよなぁ…!


179.魅惑

 恋とは盲目とあるが、それは事実だ。少年、可愛いと思ったものはいつ見ても可愛いだろう?それが例え何か事をしでかしても可愛いことには変わらないだろう?それが魅力、悪魔のような物だ。倫理観を持ち合わせない限りは何れ破綻することになる、覚えておくんだよ…過去の私…


180.I’M GONE

 俺はもう泣かない…泣いたって何も残らないし何かしらが戻ってくるわけでもないから。だから、試練がいくら立ちはだかっても決してめげない。


181.一人飯

 腹が減った先々でふらっと立ち寄ったご飯屋さんで優雅に自分一人だけの食事を嗜む。これが至極のひと時。何にも変え難いこの瞬間があるから私は今日も頑張れるんだ。


182.津波

 波に乗るか呑まれるか将又起こすのか…私達が見る波は何色なの?時代や波を作るのは難しいけど後々見返した後に残る轍はきっと青春を形作っているはずなんだ!


183.灰

 パッと咲いて散って灰になるのか、じっと枯れ残って腐っていくのか。貴方だったらどっちの道を選ぶのかいら?迷うでしょう?でも、どっちを選んでもそれが自分の意志なら全て正解なのよ。


184.行進

 右へ左へ。前に続いて一指乱れぬ動きで歩く姿はいつしか憧れから目標に、目標は現実に変わっていた。私はあの日夢へ歩き出したこの場所から…今、歩き出した。


185.先輩

 あの時、優しく話かけてくれた先輩は僕の憧れだった。そんな先輩と話すのが好きだった、そして時が経ち、憧れは好意に変わっていた。そして15年経った今日もまた先輩と同じ家に帰りながら話をしている。


186.故郷

 田園風景が広がってビルなどは一つも見えない。自動車もあまり通らない、夜には蛙の大合唱。小さい頃は早く都会に行きたくてしょうがなかったのに。今ではこんなにも愛おしく感じるようになったのか。


187.依頼

 もしもし、本日はどのようなご用件で?はい、一名様で19時にお越しのご予約ですね。かしこまりました。では、ご希望に添えるよう、アレを全て揃えてお待ちしております。


188.理屈

 考えるときは必ず理由を念頭に置いて考えることができるのは理系の人の傾向があるから、理系に進んだ方がいいと先生は思うが、文系に進みたいのか。え?先生みたいな国語の先生になりたい?お前ってやつは…


189.マイク

 あーあー…マイクチェック!聞こえないのかな?うぇいうぇい!ピースピース!…あれ?聞こえてるっぽい…?あぁ…ホントに…もう…。


190.足跡

 中学も高校もバカやってた俺らが今や全員こんな立派な会社員だもんな。あの頃が懐かしな。なぁ、今から母校行ってみないか?


191.白黒

 こうして度々死合いをして早5年、そろそろどちらが日ノ本一の剣士か白黒つけようではないか。千五百三十二戦 千五百三十二分のこの戦いに、幕を下ろさせてもらうぞ!小次郎!


192.旋律

 天才。この言葉は私の為に作られて私だけが恣に出来ると思っていた。しかし17歳の時に出たコンクールで思い知らされた。天才は彼のような人に向けて作られた言葉だと。その日から私はピアノを弾くことができなくなった…


193.黒曜

 小さい頃、光の見えなくて黒曜のように黒い瞳をしているこの子は悪魔の子だと言われて母親は気味悪がった。でも大人になった現在、黒曜の瞳は私に様々な景色を見せてくれた。まるでこの世の全ての様々な面を、色を私に魅せるように。


194.映画

 フィクションからアニメ、ドキュメンタリーにサスペンス、映画は貴方を不思議な世界に誘ってくれます。さて、今日はどんな景色(映画)を見ますか?


195.フラッシュバック

 毎日寝ると車のブレーキ音が耳に響いて中々寝付けなくなるんです。あの日からずっと。毎日です。先生、なんとかなりませんか?お願いします…頼れるのは先生しかいないんです。


196.舞台

 初めて浴びた照明の灯りはとても眩しくて、最早観客席の方は見れなかった。いや、見る余裕すらなかったんだ。緊張のあまりセリフが飛んだり足が絡れたりもした。それでも今日、私は女優として大きな一歩を踏み出したの。


197.伝承

 代々受け継がれてきたこの店をお前に渡す日がついにきたようだ。あとは任せたぞ。十代目。


198.洗礼

 これが初心者を苦しめるナイフリッジか…目の当たりにすると足がすくむし怖くて動けない…でも行かなきゃ。登り切るからこそ意味があるんだ!


199.挑戦

 僕はこの先何百回何千回と失敗して挫折を繰り返すだろう。でも、挑み続ける限りその努力はきっと無駄にはならないから。僕は挑戦し続けるよ。


200.過去

 過去はどれほど足掻いたって変わりはしないんだ。だからって過去を枷にして自由にやらないのは違う。だから、変わんない過去じゃなくて、変えることのできる未来を見たらどうだ?


201.月

 月に重なった君の横顔があまりに綺麗で見惚れていた。その可憐な姿は最早君が主人公の映画を見ているようだったんだ。


202.白夜

 暮れない夜を過ごした。辺り一面真っ白に染め上げられて起きているのに白昼夢を見ている感じがして。フワフワと浮いてしまうような。そんな、不思議な空間。


203.共有

 君のそれちょうだい。全てはこの言葉から始まった。それから毎日僕の持っている何かを欲しがる。今日もまた言われた。ねぇ、そろそろ君の苗字欲しいなぁ…なんて。


204.哲学

 倫理観や常識感のある人は度々こう言う、意味がわからないと。でもそれでいいんだ。名高い学者だって死んでから評価されてたんだから。


205.凪

 静かな夜明けの海はいいのぉ!水平線から昇る太陽が明るく照らしてくれちゅうから今日も頑張れそうじゃぁ。さて、今日は一世一代の日本の夜明けぜよ。


206.三国志

 三国志は最も危ない時代だったんだよ。勉強してみると面白いんだけどね。どうも名前が覚えづらいんだ…ほんとに訳わからないよ…


207.限界

 なぁ、少年少女諸君。限界とはなんであるんだと思う?ん?そこまで出し切るため、全力を尽くすため…色々な考えが出ることはイイ事だ。でも違う、限界とは越えるためにあるのだよ…!


208.水の惑星

 20XX年。地球が水の惑星と謳われていたのも今は昔の話。あの時点で気づいていればきっと、今こうなることもなかっただろう。第三次世界大戦なんて起こらなければ…


209.彗星

 彗星は一瞬で散ってしまうけど輝きを凄く放ってて、儚くも綺麗なの。病気であと少ししかない命だけど、私も彗星みたいに輝いてみたいな。


210.運命共同体

 実は泣き虫な君は普段、涙を決して流さない。でもね、強がらないでいいんだよ。僕は笑顔の方が好きだけどね。明日も明後日も一緒にいて笑わせたいからさ、結婚してください。ねぇ泣かないで。笑ってよ。


211.独り善がり

 孤独は悲しい、心が痛い等と知らない奴はそう言うんだ。でも自由を謳歌できるんだ、何にも縛られずに過ごせる。独りのデメリットは共有できないことだ、そう言われたら何にも言えなくなるんだがな。


212.終末

 二人肩並べて手を繋いで、何があってもこの手を離さないように。この世界がどんな形で終わろうとこれからも僕らはこの形を守ってゆく。


213.美人

 可愛い物が好き。ゆるくてキラキラしてるモノは特に。でも最近は可愛いものがあんまりないの。なんでこんなに可愛くないものしかないの?ねぇ、なんで?あ、イイこと思いついた…。


214.冬

 おーい、風邪ひくよ?こんな肌寒いのにスカート?可愛く見られたかったから…?そうか…。でも風邪ひくから、ほら!マフラー半分貸すから。


215.合唱

 あぁ〜あぁ〜んん”。声が出にくいな…最近喉乾燥するからなぁ。気をつけなきゃダメだな。うん、今年は本気で優勝するために練習しなきゃだし。


216.幽玄

 おはよう、昨日は遅刻しちゃったから今日は早く家を出るね、お父さん。じゃぁ行ってきます、今日も見守ってて。


217.バビロンシステム

 俺等に手を出すなんて命知らずの馬鹿がまだこの世にいたんてな…。でもチャカ一つもまともに撃てねぇようじゃぁダメだ。顳顬に一発、これで終いだ。


218.灯籠

  正月になるとある国では一家に一個灯籠に火を灯す。様々な言い伝えがあるけれど、それはまるで昼みたいに年の初めを照らして、健康を祈る先祖の生命ノ灯火だとか。


219.答え合わせ

 昨日の答え…なんだけど。喜んで受ける。昨日は気持ちが溢れ出して明日!なんて言ってしまったけれど…私、君が好きなんだ。


220.忍耐

 いいか、忍たるもの一に忍耐、二に忍耐、三四がなくて五に忍耐だ。おい!そこ!逃げ出すなー!この臆病者の恥晒しめ!


221.無知

 知らないことは悪いことじゃないさ、罪だなんてこと言う奴もいるけどさ、わからないなら教えてあげるよ、僕が全部。


222.八重桜

 綺麗に咲き誇っていたあの日桜は人生で見た中で一番綺麗に見えた。いや、桜が綺麗に見えたんじゃない。君と写っていたから綺麗に見えたんだって気づいたよ。


223.エンドロール

 泣くな、儂の人生の船出じゃよ。最後くらいは笑った顔を見せておくれ、可愛い息子たち。


224.阿修羅

 画竜点睛、蒼天を衝き、忽ち踊れば世界が揺らぐ。天下無双の神とはこの俺阿修羅様を差し引いて誰もおる筈がないだろう!ワッハハハハ!


225.音楽

 ヘッドホンが最近壊れちゃったから新しいのが欲しいけど…どれがいいんだろ…。めっちゃこれデザインとかいいじゃん!え…3万⁉︎無理でしょこんなん…


226.知恵

 ねぇねぇ、おばあちゃんの知恵ってさぁ…なんであんなに信憑性みたいなんあるんだろうね。やっぱり亀の甲より年の功なのかな。


227.比較

 私には二つ上の兄がいた。その兄は出来がよく、昔からよく比較されるのが嫌いだった。でも母は貴方はあなたらしく生きなさいと言ってくれた。でも初めてのテストが返されて母は、お兄ちゃんは100点だったのに。と落胆した顔を浮かべた。


228.存在感

 嫌われてしまうのが怖いのかい?それとも拒絶?いいかい、そんなこと怖がってる方が損だって。ほら、行こう?明るいところへ。


229.敵

 取るにたんない仕事を任されたもんだ。こんな下級クエスト誰でもできるだろ。いや、確かにこの先に親玉がいんのか、上等だよやってやらぁ。


230.劣勢

 虚弱体質をなんとかしないと確実にデメリットになるのはわかっているんだ。でもさ、劣勢から逆転して勝つのって最ッ高じゃない?君もそう思はない?


231.緒

 浴衣を久々着たといって恥ずかしそうに笑っていた君は凄く愛おしく感じた。その後下駄の緒が切れてしまったからおぶったその時まで、全部。


232.ネオン

 呑んだ暮れて路地に入ったまでは覚えていたはず。あとはボヤッとした空間だったが虹色のスポットライトを浴びている感じだった。あとは記憶が戻るまでは踊っていたの。


234.救い

 あの日あの時あの場所で何ができればこんな未来にならずにすんだのかな。心に開いた穴ってのは中々癒えないもの、か。なぁ神様仏様俺は今後どう生きればいいのか教えてくれよ…。


235.乱数

 ある日は50ある日は29。これは1ヶ月にこの地域の子供が食べた食事の量だ。下手したら一日一食すら食べられない子供がいるってことだ!わかるか!こんなしょうもない戦争のせいでよ!飯も碌に食えないんだ!こんなこともう二度と起こさせちゃいけねぇ。早くこんな茶番終わらせるぞ。


236.見巧者

 あぁ!なんて私は罪深いの…愛する人をこの手で殺めてしまうなんて…全く救いの無い世界なんて呪ってやる呪ってやる呪ってやる

‼︎‼︎……はい。私の演技、どうでしたか?監督。


237.座右の銘

 私の座右の銘?清廉潔白です。常に清く正しく美しくね。ね?私らしいでしょう?もし邪な心を抱くなら切り捨てますからね。


238.投票

 清き一票で変わる未来か…あーだこーだ言うより好きなとこに入れたほうが入れないよりかいいよな。成人になった事だし、やってみるかぁ!


239.猫

 猫は自由でいいよな、会社もタスクもないしよ……ん?寝ちゃってたか…。あれ?視点が低い感じがする、これこんな大きかったっけ…って!俺まさか猫になってる⁉︎


240.赤い糸

 初めてあったあの日から二人何かを悟ったように身を寄せ合って。そこから死ぬまでずっともたれかかったように頼りっぱなしでも良い、って笑ってくれたのが凄く、嬉しかった…。


241.メランコリック

 何をしてもつまらないのさ。誰も私の心を満たしてくれるような人はいないのかい?面白くないような奴ばっかりでもう飽き飽きだよ。お前ももう、要らない。


242.エチュード

 譜面に描いた音符は私の軌跡、音に記した意味は併せた奇跡。練習で血痕がついたピアノが奏でる音は奇蹟、私は原石と呼ばれた儘鬼籍に載ったの。


243.裁判

 被告人の現述は虚言とは言い難く、物的証拠や録音の音声データから訴訟の基の事柄はなかったと見える。よって、被告人は無罪とする。


244.討論

 Aは比較的安いけど長持ちしなくてBは高いけど長持ちする…これは場合によっては全然変わってくるやつだ…どうしよう〜


245.旗幟

 旗を掲げろ闘気を奮わせろ、秦国大将軍王騎将軍が登場だ…!さぁ、この戦の流れが変わるぞ…!


246.眠気

 眠くてもうだめだ…でもあれをするまでは寝る訳には…でも明日でもいいかなぁ…もう限界、おやすみ。


247.世界

 いずれ俺は世界の果てが見てみたいんだ。そん時はさ、アニキも一緒に見よう!だからさ、海に出ようぜ!きっと、まだまだ俺らの知らない世界が広がってるんだ!


248.簡素

 君の言葉には重みがない。だから…責任感が感じられず実に薄っぺらい正義だといっているのですよ。その調子では頓狂なしょうもない人生だったのでしょうね。それではサヨウナラ。


249.レース

 誕生日に買ってもらったんだ。このフリルレースのついた可愛いワンピース。もう小さくなってしまって着れないけどね、私の宝物なの。


250.タンポポの綿毛

 空に舞った、無事に実るかもわからずに不確定な未来を彷徨うタンポポの綿毛。まるで今の私みたい。


251.オルゴール

 寝るときには必ずこのオルゴールを後ろでかけるんだ。そうしたら悪い夢を見ないで済むんだぁ。


252.スケッチブック

 私のスッケッチブックには過去に経験した事が絵として日記のように綴られているの。さて今日はどんな一ページが増えるのかしらね。


253.ヨット

 海に小舟を浮かばせて行ってみたいな他所の国〜。ってガキの時は歌いながら風呂場でと楽しく過ごしていたよな、親父。懐かしいったありゃしない。


254.乾杯

 なんで俺より先に逝っちまうんだよ。俺を置いて行ってんじゃねぇぞ…この野郎…まぁ最後に酌み交わした酒の味は忘れないからよ、またいつかあの世で一杯やろうぜ。


255.ゲノム

 いくらでも変わりはいるんだ。実験するにも何するにも困りはしない。クローン技術さえあれば人間の命の価値なんぞゴミ同然だからね。


256.鍵

 ここの扉を開くには鍵が必要みたいだけど何処を探しても見つからないんだよなぁ…仕方ない、もう一回一から探してみるかぁ…!


257.組み合わせ

 あの子とあの子は仲が良くて、あのことあの子は犬猿の仲だから混ぜるな危険か。クラス替えってのも一苦労だな、こりゃ。


258.信頼

 お前のことは誰よりも頼りにしてるぜ、ここに入った時からずっと何やかんやあっても相棒としてやってこれたもんな、前方は俺が薙ぎ払う、背後は任せたぞ兄弟。


259.言ってみる

 一回言ってみるもんだな、意思表明したら何やりたいかってのを知って周りの人が色々考えてくれたりするし、これからもどんどん挑戦したいな!


260.音楽

 音楽は私の人生を彩る一部。心境や心模様に合わせてかける曲を変えれば興がノってくるモノ。さて、こんな日はクラシックでも聞こうかな。


261.強

 強い女性はあまり世間的にウケが良くないそう。結婚とはそんなことしなくてもいいくらいしっかりしてる奴らがそれでも一緒にしたいからするんじゃないのか?だから俺は強い女性は魅力的だと思うぞ。


262.聡明

 判断は早い方がいいんじゃない…?じゃないと彼、どっかフラフラ〜っといなくなっちゃうわよ。それでもいいの?


263.我慢

 少しくらい我慢して?がっつき過ぎよ。あともう少しの辛抱だから…ね?


264.夜明けの眼

 初めて見た君の朝一番の顔、君は全然変わるから見ないでほしい…なんて言っていたけれど、彼女の言う通り全然変わっていた。それはまるで…想像以上に澄んでいた瞳だった。


265.鏡越し

 鏡越しになら、もう一人の自分になら何度言えたことだろう、なんて。肝心な時に怯んで言えないんだ、君の笑顔が一番好きだから付き合ってほしい。って言葉ひとつが。


266.フィルター

 あなたを近くで見ていた時はあなたしかいないって思い込んでいたみたいね。離れて分かったこともあるのよ、大事な大事なことだったわ。


267.恐怖

 怖くて仕方がなかったりするから告白なんてできたもんじゃないんじゃないかな。周りにひけらかされて馬鹿にされること?そんなことはしょうもない小事さ。一番怖いのは好きな子に嫌われてしまうことじゃないかな。


268.後手後手

 僕はいつもいつも後に出てしまう、勉強や恋愛、その他人生に於いても…。君から言ってくれたこの幸せもいつまでも続くとは限らない、だからこればっかりは後手後手に回るわけにいかないんだ、今日プロポーズする…!


269.側

 あの時、強がっていないでお互いに素直になってれば今頃あなたわ私のそばで微笑んでくれていたかな。


270.相対

 光と影、上下に左右。この世で相対するものは決して交わらない運命…今宵もあなたの運勢を占って進ぜましょう。


271.シンパシー

 初めて会ったその日からお前とは何かある気がしてたんだよなぁ。まさか腹違いの本物の兄弟だなんてな…びっくりだよホント。


272.フロア

 おーいみんな盛り上がってるか!まだまだテンションぶち上げて行くぞ!So Everyone put your hands up!まだまだいけるよな?


273.これから

 喧嘩して着の実気のまま出てきてしまったけれど…これからどうしようかしら。いっそのことヒッチハイクで全国一周の旅でもしましょうかね。


274.順番

 年功序列だとかなんだとかが見直されてるが…遅いな。年齢じゃない、社会に出たなら実力至上主義だろ?要らない奴から切り捨てる、これがまさに社会だ。


275.狂信

 神を信じて願い続ければいずれは必ず報われる筈なのよ。だから毎朝教会に行って祈りを捧げるの。そしたら必ず神の御加護が助けてくれるの。…必ず。


276.財産

 学ぶことは正義に等しいのさ。何故かって?お金やその他存在する物は盗られる可能性があるだろう?でも知識は何があっても僕だけのものだからさ。


277.運転

 やっと最終試験まで来たぞ…すごく緊張するけど、焦らずやれば大丈夫…!免許をとって、あの娘を助手席に乗せてドライブするんだ…!


278.明転

 今まであったことをただ話しただけ。それだけなのに、なんでこんなにも心が楽になるのか解らなかった。気づけば頬を何かが冷たく伝っていた。


279.憐れ

 惨めだなぁ、おい今どんな気持ちだ?散々人の事を陰で虐めて来たお前が虐められる気分は?俺からしたら傑作も傑作だよ。でもこれで人の気持ちがわかったな、良かったじゃねぇか!はっはっは!


280.ジェンダー

 世界は平等化だなんだかを掲げているし、自由を公言してもいいって気付いたけど、この胸の奥にある感情を出しても良いのかな、あの子に。


281.生死

 生きるか死ぬかどっちがいい?って聞いたら生きたいっていう癖しやがってよぉ、なんでこうもしょうもない2択でこんなに迷うのかな。


282.コントロール

 一本一本、糸を手繰るように動かしていく。自分の体はこんなにも動かすことが難しかったのかと痛感したりもする。本当の手足はもう無苦なってしまったけれど、それでも。


283.まだ…

 まだ私は死ねない…こんなところで…家には腹空かせた子供たちが待ってるの。だから早くアンタのとこに逝きたいけど、約束したもんね。あの子たちが一人前になるまで見届けるって。


284.ジントニック

 週末。疲れて帰って来て晩酌と称して一人で宴を開く。最高のひとときなんだな、これが。


285.マルボロメンソール

 蒸す煙に恨み辛み妬みを溶かして吐き出す。溜め込んでたもんが全て消え去っていくようなこの感覚に苛まれるのがイイコトではないことはわかってるのに気づけばまた、唇に咥えてんのさ。


286.加速

 一度熱が入ったらもう止まらずに只管後は加速して行くだけ。そした他の周りのことなんて考えてる暇なんてないんだ。恋とは盲目とは言ったもんだよ。


287.動画

 恥ずかしいから撮らないでよ〜…これも思い出だから?もう、しょうがないなぁ〜


288.moment

 刹那の瞬きの隙間を縫う様に目の前落ちた稲光は遠い残響を残して私に幻を見せた、途端体に痺れを感じて僕の意識が朦朧とした。まさか本当に、雷に…撃たれたのか…!


289.感電

 刹那の瞬きの隙間を縫う様に目の前に現れた君という稲妻は脳に残響を残して私に幻を見せた、途端体に痺れを感じて僕の意識が朦朧とした。君との出会いはまるで…雷に…撃たれたかのような…。


290.記憶の断片

 こんにちは、久しぶりだね。小学校の頃同じクラスだった〇〇だけど…え…覚えて…ない?


291.妖精の粉

 妖精の粉を頭から振りかけて夢に出てくるものと幸せで頭を満たすんだ!そして、行こう!ネバーランドへ!


292.呼応

 お前がそういうなら信じるとするよ、なんたって数十年来のバディだからな。


293.製錬

 刀鍛冶っていうのは一見地味な仕事に見えるだろ。でもな、この磨き上げた刀一本一本に職人の魂が宿すから初めて刀として機能するのさ。だから儂はこの仕事に誇りを持っている。


294.穢れ

 巫山戯るな。お前の顔などとうに見たくもない。速く失せて消えな、自分の非を認め無い奴なんて。


295.口紅

 これを塗ると強く要られる気がするの。真っ赤に染まった唇で周りを自分色に染めてる感じがして、少しオトナになったみたいで。


296.密室

 一つの部屋に彼と私二人きり。かっこいい視線でいつも目を合わせられなかったけど、今日はそうはいかないみたいで緊張が止まらないし…もしこの緊張が彼に伝わったらどうしよう…


297.少女

 生き残るためには目の前の銃を拾って進むしかないとそう感じたんです。今思えば懸命でした、そのおかげで今こうして生きていますから。


298.stay

 動くな、少しでも怪しい動きをしたらわかってるな!おい、そこ!今何かしなかったか?


299.最中

 美味しい〜!幸せ〜!この神前堂のモナカは格別なんだから〜!美味しすぎて止まんない!


300.理解

 普通はこうだ、誰々はこうだったとか耳にするけどさ、どこ調べなんだろ。信憑性のカケラもないと思うんだけど。


301.隣

 結婚してから20年、数字だけ見たら短くもないけれど…私からしたら、短過ぎたよ。もう少し、もう少しだけ私の隣にいて欲しかった。


302.地震

 地震だ、危ない!おい、小さいからって侮ると痛い目を見るかもしれないから気をつけないと。なんでそんな向きになるかって…?それは君にもしものことがあったら困るからに決まってるだろ?


303.チョコ

 はい、これ。今日は2月14日だからね。え?本命かって…?いやだ〜教えませ〜ん!


304.一途

 君を幸せにするよ、これからどんなことが起きるかはわからないけど、僕が君を愛してるってことだけは揺らがないから。


305.我儘

 いけないいけない。彼女の頼みが断れないからって…散財しすぎたなぁ…可愛すぎてなんでもしたくなっちゃうんだもんな…。


306.ハンドクラップ

 密かに付き合っている彼が私にはいる。ある日の昼下がりに通り過ぎたときに手が二回頬に僅かに触れた、そんな側から見たら何気ない事が私たち二人で一緒に帰る、二人だけの合図。


307.精神

 考えすぎるのが悪い癖だってことはよくわかってるのに…何でこんな考えちゃうんだろ…私はどう思われてるんだろ、悪く思われてないかな、って。


308.娯楽

 愉悦に快楽、娯楽に極楽。どう生きたって同じだけ時間は過ぎていく。だったら楽に楽しく生きてこ?そっちの方がいいでしょ?


309.旅行

 国内に海外…今年の夏はどこに行こうかな〜海は必ずいきたいから…決めた!ハワイにしよ!彼、誘ったらきてくれるかな…


310.変わるとき

 今変わんなきゃ、ずっと大事なとこで一歩踏み出せないままの自分だ。これ以上後悔するのは嫌だ、今日こそ勇気を出して告白するんだ。


311.食

 食べることは生きることだから、食えるうちに食っておけ。そう、それが生きるって事だ。


312.蝋

 蝋人形師になったのは私が17の頃、妹が死んでから造形として心の拠り所にしたことから始まり…気づいたらこれしか生き甲斐がなくなっていたんだ。今日も、これからも僕は心の隙間を蝋で埋めていく。


313.サイン

 わあ〜!ありがとうございます!サイン貰うことが夢だったんです!え⁉︎ツーショットまでいいんですか⁉︎


314.船

 ようこそ、アン女王の復讐号へ。長い長い船旅に備えときな。途中下船はできない、降りることができるのは旅が完結した時かお前が死んだ時だけだ。


315.羅針盤

 この羅針盤は常に北を指さない。じゃあ何を指すのかって?今自分が一番欲しいものを指すんだ。海賊の大秘宝でも、会いたかった十年来の友人でも、心から念じるだけでいいんだ。だったら今は何処を指してるのかって?それはまだ僕にもわからないんだ。つまり、無意識のうちに何かを欲しているって事。底なしの欲望ってやつさ。


316.ウタ

 風の調が教えてくれる。心が向く方へ赴くままに唄ってそよ風にあたる。そんな日々が私の憧れなの。


317.ジャンル

 映画は様々な種類がある。気分とかで自分好みにカスタムできるんだ。映画好きになってみない〜?


318.シンプル

 『シンプルイズベスト』って言葉があるだろう?だから力でねじ伏せるのが手っ取り早いんだ。俺の対戦者になったが運の尽き、じゃあな小僧。


319.本能

 その人の本性が垣間見えるのは窮地に陥った時。さぁ、お前らはこの私に何を見せてくれるのだ?勇者達よ。


320.戦々恐々

 行く末が怖いのなら進みを止めればいい、か。本に書いてあることでこの言葉が一番好きだな。だっていつでも本の世界なら自分を受け入れてくれるって気がするからよ。


321.揺籠

 一戦終わったってのになんで赤ん坊の鳴き声が木霊するのかってのが気になって声の方に向かって行ったら一つの揺籠の中にお前がいたんだ。その日から俺は軍人を辞めてお前の父親になると決めたんだ。


322.変革

 変わることが怖いから何もしないって?甘ったれたこと言ってんじゃないよ!そんなんだから、幸せを目の前で逃してしまっているってことになんで気づけないんだい。


323.傘

 おい、猫吉。こんな雨の中にいるなんて、お前迷子か。俺も人生迷っちまってるんだ、丁度いい。お前さん俺のところに来ないか。


324.分類

 物事ってのは基本良し悪しで全部片付いてしまうんだよ。だからその都度思うんだ、それ以上の何かがあるんじゃないかってね。え?どういうことかって?君にはまだ早かったようだね。


325.中華全土

 中華全土の統一をこれから行う、我こそはと言う者は我についてまいれ。背に付く者を我は一切拒みはしない!


326.目下

 灯台下暗し、目下盲目。みんな実は近くにある答えに気づかずに生きているってもんだ。正解がわからない方が楽しくいられるんじゃないのかい。恋愛なんてものは特に。


327.刀刃

 刀身を抜いたからにゃぁ命賭けてるんだろうな。そいつを俺に向けたっていうことがどういうことかわかってやってんのかって聞いてんだ小僧。


328.騒げ

 今日は私の奢りだ、皆盛大に呑んでくれ。たまにはこういう息抜きも重要だからな。


329.正夢

 ここは俺に任せておけ。めんどくさそうなことは一人してやるからよぉ。しかし、夢で見た光景が本当にならないといいのだがな…


330.鮮明

 あの日のことは今でも鮮明に覚えてるよ、あんたのことを守るって心から決めたあの日のことは忘れたくても忘れられないってもんさ。


331.繊細

 乙女心なんてものはすごく繊細なのよ、人によっては気難しいっていう人も少なくないけどね。


332.口ずさむ

 んん〜ん〜ん?どうした…え?これか、あぁ昔よく死んだ母が眠れない時に歌って寝かしつけてくれたんだ。今でもこの曲は僕のお気に入りさ。


333.微笑み

 何笑ってんだ、って…笑ってるの久々に見たってか?まぁ、馬鹿みたいに腹抱えて笑えてりゃそれでいいんだがな。


334.寝れない

 また起きたのね、なかなか寝付けない?結構うなされているように見えたけれど。私?私は元々寝ないの。だって全員寝たら危ないでしょ色々と。私も起きてますって…ありがとう、でも気持ちだけいただいとくね。明日も早いからもう寝なさい。


335.周期

 人生は巡り巡ってくるもの、だからこの罪深きこの命も死んでまた生まれてくる時には何も知らない善人のように笑わせてくれ…お天道さん…頼む、短い命だが最後の願いだ。


336.遺伝子

 お前はやっぱりあの教官の子だな、動きといい目つきといい瓜二つだ。でも戦場にはもう立つな、お前は強すぎるが故に仲間を仲間と思っていない節がある。そんな奴に背中は誰も任してくれないし任したいとは思わんだろ、な。人に頼ることができる奴が本当に強い奴なんだってことに気づいたら戻ってこい。先行しても生き急ぐだけだからな。


337.真っ当

 私は真っ当に生きてきたあんたしか見てないからそれ以外の面がどうかなんて知らないんだ。だからずっとここで待ってるからいつでも安心して戻ってきなよ、席は開けとくからさ。


338.容認

 あとは任せろ、お前は頑張りすぎだ。なぁに、これくらいお茶のこさいさいでやってのける。だから安心して逝け、あと数年もすりゃ俺もそっちへ行くからさ。


339.待ったなし

 小僧やるかぁ?時代の勝負師と馳せた俺を相手にするなんてよっぽど肝っ玉が座ってるんだな。よし、決めた。お前俺の弟子にしてやろう!ガハハッ!


340.虚栄

 なんでそんなみっともないもん背負ってるんだ?見栄なんて張るだけ損だぞ。実寸代の自分が晒された時自分が惨めに見えるし周りからの信頼はガタ落ちするのがオチだ。それでもまなばないクソガキには実際に痛い目見てもらうのが一番早いんだが…仕方ない…


341.御酒

 神に捧げる酒ってのは最終的には自分で呑んでいいんだぞ、お?そんなこと言っても死人に口なし、無意味なことだったかな…いやはや。死地にまで連れてきてすまんな、付喪神になってまでよぉ。


342.雨の音

 雨の音は全てを掻き消してくれるから遠い残響も罪も罰も何もかも洗い流して掻き消してくれないかななんて何度願ったことかなんて数えられたもんじゃない。人を殺せば殺人罪、場所が変わって戦争で人を殺せば英雄。でも、当の本人は罪の意識に一生苛まれる…酷な人生だよ、全く。


343.駆け引き

 戦況を変える方法がある。左翼で反旗を翻したカスどもの首を刎ねてこれ以上の裏切りを抑制して一気に敵将の頸まで取りに行くことだ、そしてその役目は私が適任ってことでよろしいですね、将軍?


344.ギフト

 この俺を罠に嵌めやがって…散々お前らにはよくしてやったというのに残念極まりない。此の儘策に嵌って犬死にしたってのも癪に障るからよぉ、置き土産だ。たーんと喰らえお前ら。


345.飴玉

 飴玉をいつも舐めている理由かい?それは簡単さ。舌掻っ切ってしまわない為だよ。世の中ストレスがすごくてね…それ以上は踏み込まないことだ、満に一つでもこんなんに惚れたらいけないからな。


346.族

 ここら一帯をシメに行くぞ。最近は調子に乗ってる奴らが多いと聞くしなぁ。ほらどうした?小便ちびってる暇はないぞ新入り。


347.火

 タバコに火をつける時に毎回思い出すんだよ。昔いたアイツのことを。どうしようもない奴だったけどさ俺の唯一のダチだったんだよ…


348.ハチミツ

 甘いものって言ったら蜂蜜に限る、これを食べて元気出せよ。なんでかってお前…最近元気なかったじゃねぇか。そんなんは顔見りゃ一発でわかんだよ。ほらさっさとシャキッとせんか、みんな待っとるよ。


349.時針

 何分かかった?おい、何分掛かったかって聞いてんだよ。多人数でいじめなんぞ汚い真似して逆上してくる社会のお荷物を倒すのに3分掛かったらそれはそれで俺の名が廃るってもんだからよぉ。


350.運命

 こうしてお前と逢えたのも何かの縁だってお前言ってたよな…本当にその言葉、当たっていたみたいだな。だってよ、お前がいたから乗り越えられたものが大半だからだ、ありがとな兄弟。


351.悪

 姫は預かった、返して欲しければ我の所まで来るんだな…まぁ来れたらの話だがな。    


352.末梢

 お前さんアイツを知ってるか。そうそう、ソイツだ、知ってんじゃねぇか。ソイツが何処行ったかも知ってるか?まぁ知らんよなぁ…だってよぉ、俺が消しちまったからな。お前もそうなるんだがな。    

 

353.煙と尻尾

 そこの葉巻取ってくれや…ふぅ…コイツが至極なんだよ。世間から煙たがられる存在なら煙に全て巻けばいいって事よ。な?解るだろう?     


354.やり方

  喧嘩なんぞ餓鬼のやる事であって親だの何だの大人が首突っ込む事じゃねぇんだよ。わかるか、大人にはオトナのスマートなやり方があるってモンだ。   

   

355.筋

 筋の一つや二つも通せん若造が何しでかしてくれてんだって聞いてんだよ、無言はYesと捉えるぞ。    

  

356.世話焼き

 全く世話が焼けますね。何やってもダメダメですね、ホント。逆に何ならできるのか教えて欲しいものですね。     

 

357.必需品

  なぁ、非道な極道の世界にも義理と人情だけは欠けちゃあいけんよなぁ…?お前達には儂が直々に再指導しなおしてやるけぇ。     


358.規定

 ウチはヤクには手は出さねえ。いいか、人生の道踏み外しても人の道まで踏み外すなよ馬鹿野郎共。どこにやったかって聞いてんだよ。さっさと答えろこの愚図が。早くしないとお前…死ぬぞ       


359.嫌

 私が出る幕は無いようですね。でもそれが1番いい…なんせ返り血でお気に入りの服が汚れるのは勘弁ですからね。  

   

360.余興

 いい感じにドンパチやってんじゃねえか、さぁさぁそこいらでオレと腕試ししよう。さて…宴の余興といこうか。    

   

361.2択

 やるかやられるか、この世界は二つに一つ。分かりやすくていい…だからやめられねぇんだよな!死合いはよぉ!     


362.効率重視

 そこ退けそこ退け私が通る…。お前じゃ相手にならんから邪魔だって言ってんだ、三下ぁ!君は最後に取って置くとしようか。その前に他の奴らを片付けようか…殺戮にも効率が大事ってもんだからな。      


362.卑下

 降伏するなら赦してやらんことも無い。赦しを乞うなら地に頭を擦り合わせて靴でも舐めたら考えてやるからさぁ。

  

363.知能指数

 おツムが弱いとコレからどうなるかも予想出来ないって事になるんだ。しょうもない命の一つや二つくらい興味すらもないがな。


364.ショー

 愛する人と家族を天秤にかけた時貴様はどっちをとる?どちらか見捨てた方は確実に死ぬ。さぁコレから楽しい楽しい人間の欲望ショーを始めようじゃないか。


365.芥

 酒と女とタバコがあれば生きていけるなんぞと誰かがほざいたらしいがな、儂は違う。血が見れればそれ以外は無意味に等しい塵芥じゃ    


366.狂乱

 人間は狂い始めてからが本番。何をしでかすかわかったもんじゃないからこそ面白い反応が見れるってもんじゃないか?イカレてるって?とうに知ってるさ。  


367.罪と罰

 人1人殺したら後は何人殺しても罪の重さなんか変わりゃしないんだよなぁ…!だったらよぉ損得勘定で生きるオレは沢山殺らなきゃ損ってことだよな…?!な?  


368.汚い仕事

 人身売買は罪だとか、臓器売買は下衆がすることだって聞くが正義だ悪だなんて思ってこちとらこんな汚ぇ仕事請け負ってねぇよ。こんなんでも生きるために必死なんだよ。    


369.消えた

 ある日突然居なくなった俺の相棒はよぉ、あの日までは嘘みたいにピンピンしていやがってよ、なのに今はいないんだ。可笑しいよな、だって昨日までよぉここに居た筈なんだよ…おい聞いてるか?相棒?あぁ?おい。    

 

370.懺悔

 貴様は懺悔をご存知か。そうだ、神に謝りと罪の嘆きを伝えるのだ、さすれば神は赦しをくれる。この懺悔できっと貴様の死もきっと赦してくださる。


371.清掃

 趣味は掃除、そう。汚いものが許せなくて綺麗にするまではいかなくても汚いものを見てるのは目が腐るから早く片付けたいんだ。それにしても最近ゴミが困るよな…ホント。立派な社会ゴミがな。


372.絆と傷跡

 下の奴らを随分と可愛がってもらったご様子で。部下伝いに全て聞いたよ、今日のことやこいつらをどうしたか…勿論君のこともね。でもさぁ、これ以上調子に乗らせるわけにいかないんだよ。面子が立たなくなるんでな。


373.純悪

 甚振って締め付けられるだけ締め付けていざって時、救済の手は決して差し伸べない。そんな奴等には早々に愛想が付いたんだ。だから決めたのさ、そういう奴等にこっちの思いをとくと味あわせてやろうってな。そのためには私は決して手段は厭わないのさ。


374.単純

 君の思考回路は単調過ぎてつまらん。単純明快、少しでもその使えない脳みそを捻ってみたらどうだね?まぁその思考回路ではどんなに捻っても常人の域を出ないがね。


375.時間

 ナイフをやる。そのナイフを使って自らで自害したまえ。私には時間がないのだよ、貴様ごときに割く時間はこれ以上は取れないからね。


376.喪失

 社会の闇にひっそりと消えても誰も気付くまい。何故かまで深掘りするな…聞いても最早海の藻屑となるだけの運命だというのに。


377.消失

 決定打に欠けるものばかり集めた出来損ないの塊みたいな奴だな、お前は。産み落とされたこと自体間違いのレベルで使えない奴だな。勘当だ。


378.一貫

 最初から最後迄使えない奴だな、俺にいつまでもついてきて何があっても側にいてよぉ、しかも銃弾を代わりに受けてこの様とは… 仕方ねぇ、仇は取って置くから先に地獄で待ってろや。


379.信念

 お前の信念とはなんだ?え?負けない事…か。じゃあ今ここで死んどけ。しょうもない信念しか掲げられなかった奴の人生になんて毛頭興味はないしコレから内容のない人生を生きるだけ無駄だから臓器でも提供してやれ…あぁ、話しているだけ無駄だっだな。


380.執着

 人生を賭けてだの命無くなってもだのしょうもない命の一つや二つには興味がないもんでよ、これ以上何言っても日々きゃぁしないからとっとと失せろや世間知らず。


381.慢心

 慢心した、調子に乗ったって君は言うけどね、結果は上手くいかなかったかもしれないけど過程でみたら常に前のめりに、意欲的に取り組んだ結果なんでしょう?だから今回はうまくいかなかったかもしれないけれど、次は絶対上手くいくさ。


382.努力

 努力したらした分だけ自分にプラスになっているんだ。努力という一つの過程の中で君は様々な苦悩を乗り越えて今ここにいるんだと思う。ボクも頑張らないとなぁ〜。


383.眩暈

 目の前がくらくらしそうだよ…いや、なんとか大丈夫。君に早く追いつきたくて自分なりに頑張ってみたんだけど、気づいたら日付が変わってて…あはは…徹夜は流石にやり過ぎたかな…


384.嘘

 そうだと信じたいけど事実と異なることは世の中たくさんあるんだ、自分自身に嫌気が刺したとしても自分は自分。変わる事の無い、ただ一つの事。だから嘘で固めて自分を取り繕っても辛い思いをただただ重ねているに過ぎない…だったら一度事実を受け入れてありのまま自分自身を愛することができれば、等身大の自分が嫌になることも無くなるんじゃない?


385.窮屈

 狭い殻に一人閉じ籠っていたって何も始まらない。だからさ、私と一緒に外の世界を見よう?


386.脱線

 一度人生のレールから思いっきり脱線してみるっていうのもいいんじゃないかな。そしたら今まで見えなかった何かが見えてきたりするかもしれないしね。何?怖いのかい?なら一緒にどーんっとやろう!


387.アウトレイジ

 何事も挑戦無くして無理だと決めつけてんじゃぁねェよ。やってみてダメならダメでいいじゃねェか。やってみることが大事なんだからヨォ。大丈夫だ、死ぬこと以外は擦り傷さ。


388.無礼講

 先輩とか後輩とか年齢とか関係なく一人の人間として向き合おう、困ってることがあるんだろう、だったら私が全部訊くから悩みも焦りも不安も恐怖も全っ部、洗いざらい全て吐き出しな。


389.一切合切

 どんな輩が君の事をなんと言おうと私は君の味方でいると約束しよう。なんでかって…?友情にそれ以上もそれ以下もないでしょ?


390.総合

 全部頑張らなくていいんだ、自分が自信の持てるもので勝負すればいい。もしもそれでダメでもめげても挫けてもいいから、また勝負すればいいじゃないか。その努力がいつか報われる日まで。君ならきっと、そう長くは掛からないと思うけどね。


391.1ヶ月

 息詰まって無理だと思ったらまず1ヶ月休んでみて、1ヶ月待てずにそれをやり始めたらさ、君はそれが好きってこと。もっともっとって心の底では懇願している筈。探究心が故のがんじがらめだから、決して悪く無いんだ、だから伸び伸びとやってみてもいいんじゃない?


392.創作

 私はこの作品好きだよ。好きだってことは心理的な情景反射的なものであって思考や論理的発露では無いんだ。要は私が好きだと思ったものに間違いはないってこと。


393.有効

 いつも頑張ってるね、陰で支えるのも楽な仕事じゃないでしょ。人をまとめるのとかも一苦労だし一筋縄じゃいかないからなかなか苦労するんだよねぇ。お疲れ様、取り敢えず一息ついたら?


394.方法

 やり方は人それぞれでいいんだ。答えは一つじゃない、かといって時間制限があるわけでもない。その人のやり方で思う存分謳歌したらいいさ。君だけの人生君らしく生きるのが一番、だろ?


395.ギフト

 君の才能は君にしかないもの、だから他の連中は真似しようとしたってできるはずがないのは必然。誇っていい、胸を張って生きろ。


396.残穢

 無い物は無い、失ったものや得られないものばかり数えて悲観するな。まだ君に残っているものは何か、何があるのか。それを大事にすることが今君に必要なこと。


397.障壁

 乗り越える壁が高いのならサポートやるし、障壁にぶつかった時は一緒に砕く手伝いを担ってやる。だからいつでもドンっと構えておけ。そっちの方がお前らしい。


398.微笑み

 気に入らなくても大抵の事は笑って見過ごせ、そっちの方がいい。いざって時は別だけどな。


399.未然

 未だかつて誰も最後までやり遂げてないことをしようとすると皆馬鹿にされて虐げられるもんさ。でも、自分を信じることができるやつが最終的に笑えるんだ。だからさ、信じろ。自分を…自分の腕を。


400.無問題モーマンタイ

 できないことはない。だって今まで二人合わさって出来なかったことは無かったから。きっと大丈夫、今までもこれからも。







  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る