第16話「無月」
月が見えない。名月の夜に月が見えないことを、『無月』と呼ぶそうだ。秋の季語だから、これはこれで風情があると楽しめば良いのかもしれない。
でも。
『月が綺麗ですね』という遠回しの告白は使えそうにない。
スマホの画面から視線をそらし、肩を落とす。
さて、どうやって告白しよう?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます