九月

さぶいぼがたったのは


何月ぶりだろう


悪寒がするのは


何年ぶりだろう


腕をさすり、きつく抱きしめる


朝が寒いと言ったのは


誰だろう


あぁもう秋が来るのだろうか


栗や紅葉であふれるんだろう


食も読み物も豊富なんだろう


うだうだとそんなことを考えながら


残暑に身を焼かれている


これ、九月

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る