6月

不思議と息がしやすかった

ボーッと外を眺める

例年の6月は頭痛がやまないのに

今年の6月は爽快であった

何がそうさせたのか、全く分からない

やる事をやって

懸命に生きれば

息もしやすく

コンビニでつまみを買う余裕もあった

ただ何となくの気怠さが

6月を付き纏う

これは死んだ人特有のものなのだろうか

喉が張り付く感覚

ときどきやってくる、この感覚は一体何か

喉も胸も乾いて仕方がない

実家にいるはずなのに

実家が恋しくて仕様がない、この感覚

水は飲んだのに

喉が乾いて仕方がない、この感覚

夏が近づいてくるのが分かる

いや、もう夏か

これ、6月

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