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「あなた、お母さんが見ないうちに
立派な大人になったのね」
と、子アリの姿を見てママは感心しました
そんなママに子アリは
「そうだよ、ぼく、いつまでも子どもじゃないよ」
そう言われてママは改めて反省します
「ごめんなさい、ママが長いこと間違っていたわ、ごめんなさい」
と頭をさげました
子アリは
「んーん、もういいよ」
と、許します
そして、続けてこういうのです
「ぼくはいつまでも子どもじゃないけど
いつまでも『お母さんの子ども』だから」
と、そして
「これからもママのそばにいるよ!」
元気よくママと向き合うのです
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