ダブルクロス ビルドメモ

CRC/ノイマン×アザトース【魔術アタッカー】

■コンセプト

やはりクトゥルフステージならば魔術で戦いたい！！！！

ということで従者付き魔術アタッカーを作成していく。

魔術を暴走させずに成功させるには「ネームレスシティ」のエンブレム「エイボンの禁呪法」(NC,p134)が必須となる。

そしてエイボンの禁呪法、これを活かすには＜知識：クトゥルフ＞がそこそこ、最低でも８は必要になる……のだが130点初期作成の技能レベルが４しかない。

頭を抱えながらサプリのシナリオ概要を見たところ、なんと経験点+0~15と書かれているではないか！

なので遠慮なく経験点130+15点で作成する

一応、ハウスルールで経験点130点内で技能レベルを８まであげていい、なんてものを採用している場合は《旧き者の水晶》をカットすれば130点になる。

■使用サプリ

ネームレスシティ記載のエンブレムデータを使うのだが、ユニバーサルガーディアンがなくても使えそうな気もするし使い方はユニバーサルガーディアン記載な気もするしで必要かどうかがわからない。

ぶっちゃけユニバーサルガーディアンなんて絶版で電子書籍しかないのでなくていい気もする。

・基本ルールブック１

・基本ルールブック２

・上級ルールブック

・エフェクトアーカイブ

・リンケージマインド

・クロウリングケイオス

・ネームレスシティ

（・ユニバーサルガーディアン）

■シンドローム

ノイマン×アザトース

アザトースはやはり魔術を使うなら欲しいシンドローム。

ノイマンも非戦闘時に小回りの利くエフェクトが多いので採用した。

■能力値・ワークス・技能

先述したように経験点は130+15点で作成する。

能力値：【肉体】１【感覚】１【精神】６【社会】１（経験点追加なし）

ワークス：「作家」など。NC記載では作家か自衛武装団。基本るるぶ記載では採用なし。

＜調達＞の技能が５→４になってよいなら【感覚】かつ＜意志＞１か＜調達＞１か＜知識：クトゥルフ＞に割り振られているワークスとなる（エンブレムの関係でUGN不可）。

技能：＜意志＞６＜知識：クトゥルフ＞８＜調達＞５＋その他ワークス初期技能（経験点30点）

■エフェクト

《天性のひらめき》Lv3(EA,p92)

コストこそ重いものの、情報判定や調達判定なんかにも使える化け物エフェクト。ダイス数さえ稼げているのなら強い。コンセントレイトと違い起点エフェクト不要なので使いやすい

《生き字引》Lv1(EA,p89)

＜情報＞を＜意志＞でふれる。＜意志＞７あるし【精神】も高いので優秀。侵蝕の安さも素晴らしい。

《ブラックマーケット》Lv3(EA,p92)

魔導書購入用の資産である

■アイテム

・《エイボンの禁呪法》(NC,p134)：

[魔術ロール]時ダイスを追加で＜知識：クトゥルフ＞個振り、足した数と同じだけのダイスを選んで取り除く。

ここで10の出目のダイスを取り除くことで魔術の暴走を防ぐ。

・《馴染みの古書店》(NC,p134)

魔導書の購入判定ダイス＋＜知識：クトゥルフ＞する

必要な魔導書が発生した際に天性のひらめきと合わせて購入しに行く。期待値的に上振れすれば40程度の魔導書なら圏内になる。

・《旧き者の水晶》(NC,p111)

アザトースのユニークアイテム

シーン内の魔術暴走結果を選択できる。シナリオ１回

常備化点40(＜調達＞４だと38)点（使用33/財産点7）

・仮天秘書：常備化5/解読7

《凡庸なるものの祝福》が目当て。これでラミアとかを街で連れ歩ける。

・黒蓮経：常備化5/解読8

《朽ち果てる肉体》目当てで常備化。

・ジャーンの書：常備化5/解読9

《ヴールの印》目当て。魔術ロールの結果に＋２は強い。

あとは１回分の装甲無視を付与する《致命のルーン》もなかなか。

・真・レ・サンチュリ：常備化10/解読6

《召喚：ショゴス》のためだけに常備化。

・ソロモンの鍵：常備化4/解読7

《見えざる鎧》のために常備化。装甲付与はわりと刺さる。

・ダエモノロルム：常備化4/解読9

《召喚：ラミア》のために常備化。ラミア使いやすい。

■Dロイス

基本的にはどれをとってもいいのだが、戦闘能力を底上げする場合は２択となる

・「実験体」(LM,p62)

【精神】＋４、これで魔術ダイスが２個増える

・「呪物汚染者：アルハザードのランプ」(NC,p93)(NC,p115)

ダイスで決まる魔術の侵蝕上昇を最小値に抑える、シナリオ１回。これでショゴスが侵蝕上昇3で召喚可能になる。

ちなみに同エンゲージのキャラにも使える

■運用

まずは必要な分の魔導書を解読するところから始まる。まあノイマンなのですぐ読めるだろう。必要に応じて＜調達＞を削ってイージーエフェクトを取得しておくとよい。

CRCは登場侵蝕増加が１なのでさっさと読んでしまおう。

そしたらお供を選択する。初期経験点に近い環境のため基本的にはラミア(カバーリング持ち)でいいだろう。

ショゴスはバランスが壊れてしまうので最終兵器である。

仮にショゴスの召喚を検討する場合、アルハザードのランプの使用・魔術暴走をわざと発生させ旧き者の水晶で暴走のコントロール、の両者を視野に入れるべきだろう。

戦闘は「朽ち果てる肉体」の攻撃に頼ることになる。敵が[兵器]だった場合は大人しくショゴスで殴り倒そう。

このビルドは魔導書の調達や情報判定にかなり強いことがメリットである。「生き字引」なんかは侵蝕1で振れ固定値６が保証されているため気軽に使っていきたい。かなり数字の高い判定については「天性のひらめき」も使用していこう

■カスタム

正直人によっては《天性のひらめき》は不要だろう。そもそも購入判定で魔導書を狙う機会がそうそうない。

そうなるとBS無効化の《冒涜的存在》あたりが取得の視野に入ってくる。

魔術ロールの結果をLv増やすエフェクト《魔法の国が消えて行く》(NC,p97)なんかも捨てがたい。

《生き字引》も魔術（アストラル放射）で代用するなら不要。適当に＜知識：魔術＞に振っておこう。

■成長

当面は＜意志＞＜知識：クトゥルフ＞の成長である。

また魔術ロールの結果を１増やすエンブレム「魔術武器」(NC,p134)や魔術ロールの結果をLv増やすエフェクト「魔法の国が消えて行く」(NC,p97)などがある。

魔導書が欲しい場合は＜調達＞の成長もよいだろう

地味に戦闘外で活動することが多く侵蝕率が増加しやすい。心配な場合はメモリーの取得もアリ

魔術方面以外ではセットアップやオートアクション、常時発動で強力なエフェクトを取得するとよいだろう。