第9話 可愛くて尊い後輩[花芽四葉 視点]

私の名前は花芽四葉。

26歳で今は株式会社ミライで高嶺一花として配信活動をしている。

リスナーからは一花様って言って貰ってる。

週に3回ぐらいのペースで配信をしているよ。


実は今日、ミライの2期生がデビューする日なのだよ!!

1年半活動をしてきてついに私に後輩か~

最初の頃は同接20人ぐらいで仕事しながら配信していた時期もあったな。1回過労で倒れた事もあったけな。

そんな事を思い出しながら、今は夜ご飯を食べている。


『よし!今日は後輩ちゃんが初配信だから、その配信が終わってから感想配信しよ。』


四葉は配信を見る為にスマホを取り出した。


◆◇◆◇◆◇

『こんあや!ミライ2期生の宝石商の店主。宝石には目が無い、光石綾(こういし あや)です。』


声が綺麗だ。

The清楚って感じだわ。

私も清楚でやってるから、それを理由にコラボや誘ってもいいな。いっしょにご飯とかも行きたいな。

アバターも大人しそうなおっとりとし絵でめっちゃ好き。


◆◇◆◇◆◇


『こんゆい!ミライ2期生の宝石が大好きな大学生の宝鷹 結衣(ほうたか ゆい)だよ!!』


かわいい声でめっちゃ元気いいな。26になると、自分がおばさんに感じて観ていて眩しく感じる。

大学生はキャラは、私は高校生キャラだし似てるな。

学生コラボもいいな。なんなら、晩酌配信もしてみたいな。酔った所見てみたし。


◆◇◆◇◆◇

「あ、あ、聞こえますか?

こんヒスイ、ミライ2期生の宝石の守護龍の龍堂ひふいです。ああ、ああ、ヒスイです!!」


!?

か、可愛い!!

え、めっちゃ可愛いんだが!!

幼いよりのイケボって、どストライクなんだけど。

可愛い過ぎる。


「あ、あの可愛いじゃなくて僕男だからかっこいいていってくださいよ~泣き」


ドキューン♡

い、いい!!

一生養ってあげたい。

可愛い(脳死)


私は可愛い過ぎて、無意識の内にコメントを打ってしまった。

ふと我に返った。どうしよう!無意識にコメント打ってしまったけど、ヒスイくんに先輩の圧掛けた感じになってないかな。大丈夫かな?!マジでどうしよう!!


「え!え!!一花様がいるんだけど!!」


龍堂緋翠はすぐに反応すると、すぐに改めて自己紹介を始めた。


え、自己紹介し始めちゃった。私が現れて圧を掛けたみたいじゃん。最初の印象最悪だよー。


「しょうがないじゃん。僕初めて見たVtuberが一花様なんだよ。そこからずっと推しで、 Vtuberになりたいと思ったのも一花様が居たからなんだよ!」


え、マジで!?

ヒスイくんは私のファンなの!?

最初に見たのが私!!

デビューするきっかけも私!!!


四葉の脳が動くのを辞めた。

そして、また無意識にコラボを誘ってしまった。


「え!!コラボを一緒に?わかりました。コラボするまでに配信に慣れて足を引っ張らないようにします。」


いい子過ぎる。

マジで好き!!

今日からガチ恋勢になろ!!


~~~~~~~~~


それから、決める事を決めて、私が余り触ったことの無いゲームのFPSをやり始めた。

何が起きてるか分からないけど、コメント欄では〖凄い〗、〖プロやん〗、〖強すぎ〗と沢山の人に言われていた。

見てるこっちまでにやけてくる。


そして1試合して、配信が終わった。


今日からあんなに可愛いくて良い後輩が出来ると思うと嬉しくてたまらない。


『よし、後輩の初配信も見たし。余韻に浸ってる内に配信で自慢しよっと』




優也は一花様が自分にこんなに思いを寄せてくれてるとは当たり前に知る由もない。




====================================

こんにちは利琉です。

更新頻度が低くてごめんなさい。

最近ハマってる小説があって。その小説を読んでいて小説描くのが疎かになっていました。

更新頻度が少なかったのにも関わらず、明日からテスト週間なので1週間投稿出来ません。(こっそり、休憩中にできるかも?)


後、コメントで誤字を教えてくれてる方ありがとうございます。勉強になります。




面白ければ、フォローをして、★★★★★やコメントをしてくれると嬉しいてす

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る